その姿は焔に浮かぶ 弥勒のように

最強牝馬は、妹のGI制覇を見届けて、このレースを最後に故郷に帰ろうとしています。
その最強牝馬に挑むのは、史上7頭目3冠馬。…最初で最後の邂逅に胸が躍ります。
4.ペルーサの出走取消は残念でしたが、それでも役者は揃いました。
1年納め、いろいろなことが起こった2011年を、全ての人たちの祈りを乗せて締めくくる、有馬記念の予想です。

◎8.ローズキングダム
○9.オルフェーヴル
▲1.ブエナビスタ
☆10.トーセンジョーダン
△12.アーネストリー
△13.レッドデイヴィス

天皇賞・秋ジャパンカップと全く見るところなく敗戦してしまったローズキングダム。「この秋はいらない」と見られているようです。陣営のトーンすらも上がっていないような気がします。追い切りも特筆すべきものはないですし。
ただ、自分は「有馬記念でごっちゃんに手が戻るようならローズキングダムには重い印を打つ」と決めていました。そもそも、手が合う印象のヤネを、フランスで実績残しているとはいえ日本は初めての騎手に替えたこと自体がケチのつきはじめだったと思うのです。初めからごっちゃんで臨んでいれば、ハイペースに飲まれた天皇賞・秋はともかく、ジャパンカップはあそこまで惨敗はなかったと思います。
ローズキングダムが勝つためには…「京都大賞典のようなレースを再び見せる」に尽きると思います。ごっちゃんは前回騎乗できっとヒントを掴んでいるはず。期待したいと思います。奇しくも…CMでさんざん流れているオグリと同じ4枠8番! 奇跡の復活を信じましょう。
オルフェーヴル、普通に考えれば連は外さないと思うのです。ただ…古馬の壁は厚いですよ。特に「史上最強」の呼び声高い4歳世代*1。無様な競馬はしないと思いますが、ディープインパクトですら跳ね返された「古馬の壁」に一敗地まみれるというシナリオは十分考えられると思います。ただ…2着はあると思うのですが。
ブエナビスタ…よりによって最内枠ですか。去年のヴィクトワールピサみたいに積極策に出るウマなら苦にはならないでしょうが、ブエナの脚質からいうと明らかにネガティヴファクターですよね。あえて印を落としましたが、岩田康誠が思い切った乗り方をすれば「有終V」もないことはないと思います。捨て身のスパートを切るとか。
トーセンジョダン、本当に充実していますね。昨年5着以上の結果は望めるはずです。アーネストリー、グランプリホースの実力は侮れません。前走天皇賞・秋は敗因シッカリしてますし、度外視でいいと思います。
そして、あえてレッドデイヴィスにも△。初めての長距離輸送と距離に不安があるので印を下げましたが、一時は◎も検討したほどです。3冠馬に土をつけたこともあるという実力馬。「未知数の魅力」という点では1番惹かれます。ただ…距離だけが本当に心配です。今までずっと「持ってる男」だったユタカは、最後の最後に回ってきたチャンスをしっかり掴むことができるのでしょうか…。
ディフェンディングチャンピオンの2.ヴィクトワールピサですが…いいときの状態にはほど遠い印象です。3.ヒルノダムールも海外帰り初戦では割引が必要です。それならば…昨年3着のトゥザグローリーのほうがコワいと思います。
(仮想の)馬券勝負ですが、馬連でいきます。8.から1.9.10.12.13.へ5頭限定ながしを2,000円ずつ、9.から1.8.10.12.13.へ5頭限定ながしを2,000円ずつ、追加で1−9を4,000円、計24,000円で。


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*1:…といいつつ4歳馬にはローズキングダムにしか印打ってませんが(苦笑)。