いささか苦言めいた話で恐縮なのですが…

私の本名は、「田中(仮名)」という、「日本の名字ランキング」ではおそらくベスト10から1度たりとて陥落したことはないと思われる、ごくごくごくごくありふれたものです。
学生時代から同姓のクラスメートは腐るほどいましたし、あまつさえ大学時代のサークルの同期には同姓同名までいやがりました。まあ、当たり前ですが生まれたときからずっとこの名字なわけですし、そんなもんだと思っていました。妻は「どうせ結婚するなら醍醐とか西園寺とか正親町三条とか変わった名字のヒトと結婚すればよかった」とよくこぼしていますが。


そんな私ですが、いささか困った事態に悩んでいます。


結婚に伴い、今のマンションに引っ越したわけですが、我が家203号室の階上の303号室にお住まいの方も、また田中(仮名)さんなんですね。これがどういうことかというと…もうお分かりですね。郵便物がスクランブルしてしまうんですよ。我が家に303号室の田中(仮名)さん宛ての郵便物が送られてくること、数回。ちゃんと303号室の郵便受けに入れ直しておきましたけど。
逆に、我が家宛ての郵便物が303号室の田中(仮名)さん宛てに送られるのはもっと多かったかと思います。なにしろ我が家、郵便受けに宛名を出していなかったですから。配達人の方に「なーんだ、住所違ってるじゃないの。ホイ、田中(仮名)さんは303号室っと」と我が家宛ての郵便物入れられることも少なくなかったかと思います。実に不自然な時間に郵便物が投函されていたことがたびたびあったのは、もしかしたら303号室の田中(仮名)さんが同じようにうちの郵便受けに入れてくださったのかもしれません。
これについては、郵便受けに名前の表示をしていなかった当方にも責任がないとは言えないので、藤沢郵便局には「うちも郵便受けに名前出すようにしますから、よろしくお願いします」とやんわりとお願いするに留めておきました。


閉口させられたのは、移転通知を早々に出したにもかかわらず、郵便物の半数以上が転送されずに実家に届いてしまうという事態がいまだに続いているということ。おかげで、年賀状は大幅に遅れて実家の両親経由でやっと手元に届く始末。いや、届けばまだいいです。行方不明になってしまったかもしれない郵便物だってあります。例えば、kanaupapaさんが出してくださったという転居のハガキ、まだ我が家にも実家にも届いていません*1
年末から年始にかけてのこの時期、郵便関係の皆さんがオニのように忙しいのはよく分かっております。うちのサークルにも関係者いて、苦労談はよく聞かされますし。ただ、「うっかりミス」のせいで浮世の義理を欠くことになってしまうのだけはカンベンしてもらいたいなあ…と思います。頼むよ茅ヶ崎郵便局。この時期だからこその、ちょっと苦言めいたお話でした。


こういうネタだとオチがなくて困りますなあ…。人気blogランキング

*1:これで「すみません、出し漏らしていました」とkanaupapaさんに言われると非常にバツが悪い(笑)。いや、実家の親に「探したらあったよー」と言われるともっとバツが悪い(笑)。