…勝ちましたね。

ユキチャン、統一JpnII・関東オークスを8馬身差の圧勝!!!
もしかしたら…と淡い期待を抱いてはいたのですが、まさかこんなにブッチギリで勝つとは正直思いもしませんでした。
ダートのほうが走るのかもしれませんね彼女。父クロフネの血のなせる業なのでしょうか?


白毛馬が、統一重賞とはいえ重賞で勝利を収めたのは、もちろん日本では初めてのこと。
世界的に見ても、今のところ記録は見当たらないようです。
ただのアイドルじゃーないってところですかね。


日刊スポーツも、昨夜レースが終わって以来、次々と記事を発信しています。


ユキチャン白毛馬初重賞/関東オークス」(http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20080618-373660.html

関東オークス>◇18日=川崎◇統一G2◇ダート2100メートル◇3歳牝◇出走14頭
「白馬のプリンセス」が誕生した。武豊騎乗の2番人気ユキチャン美浦・後藤)が圧勝、白毛馬としては史上初めて重賞を制した。好スタートから、早めに2番手につけると、1周目の正面ではカレイジャスミンをとらえ先頭に。以後はそのまま1度も他馬の後塵を拝することがなかった。直線で武豊はほとんど手綱を持ったままだったが、ライバルたちとの差は開くばかり。2着プロヴィナージュに8馬身の差をつけての快勝だった。この馬と初めてコンビを組んだ武豊は「アイドルホースだったから緊張した。ただ可愛いだけじゃなく、強いところを見せられてよかった」と笑みを浮かべた。日本で初めて白毛馬が認められてから29年。歴史的な日となった。勝ちタイムは2分14秒7はレースレコード。3着はブライズメイト
馬連(10)(13)は460円、馬単(13)(10)は910円、3連複(10)(11)(13)は2140円、3連単(13)(10)(11)は6970円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合して下さい)


(写真:関東オークスを圧勝したユキチャン、あん上は武豊(撮影・酒井清司))

…これが第1報です。
武豊騎手も会心の勝利に思わずガッツポーズ見せています。


次の記事がこれ。


ユキチャン白毛馬初重賞V/関東オークス」(http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080619-373741.html

関東オークス>◇18日=川崎◇統一G2◇ダート2100メートル◇3歳牝◇出走14頭
白毛馬史上初の重賞制覇だ! 武豊騎手(39)騎乗の単勝2番人気ユキチャン(後藤)が8馬身差で衝撃の押し切り勝ちを決めた。勝ちタイムは2分14秒7。日本で初めて白毛が認められてから29年、アイドルホースが大記録を樹立した。2着もJRAのプロヴィナージュ(小島茂)、3着は船橋ブライズメイト(山浦)が入った。
純白の馬体には、泥ひとつつかなかった。13頭を引き連れて、ユキチャンは300メートルの直線へ入った。武豊騎手は、ほとんどつかまっているだけ。1完歩ずつ、その差は開いた。2馬身、4馬身、7馬身…。武がスッと手綱を緩めたところがゴール。2着には8馬身差の衝撃的な強さを見せつけた。「アイドルホースだったから緊張した。ただかわいいだけじゃなくて、強い姿を見せられて良かった」。勝ち時計の2分14秒7は好時計といえる。これまでのレースレコードを0秒9縮めた。初コンビとなったJRAの貴公子もさわやかな笑みを浮かべた。
シラユキヒメ、兄シロクンも管理していた後藤由之師(55)は、この日を待ちわびていた。「ゆかりのある血統。ホワイトベッセル栗東安田隆厩舎)も勝っているし、うちでもこの血統で勝たないと格好がつかないからね」。注目を浴び、プレッシャーもあった。真っ白い馬体を保つために、担当者は運動前でも必ず体を洗った。人より早く出勤し、人より遅く帰る日々が続いた。「オークスは出られればいい勝負になる」(後藤師)と思っていたが除外。無念を晴らすべくこの中間も攻め抜いた。「白毛で世界初というのはピンとこないが、この重賞を勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
日本初の白毛馬が認められてから29年が経過した。ハクバノデンセツ、ハクバノイデンシという白毛馬の兄妹が駆け抜けた川崎競馬場で、白毛馬史上初の重賞勝ちという長年の夢が結実した。【和田美保】


(写真:後続に8馬身差をつけ関東オークスを制したユキチャン(撮影・酒井清司))

…スゴすぎ、写真で見た着差(笑)。こりゃユタカも父親で勝ったジャパンカップダートを思い出してしまったことでしょうね。


そして、今日の記事。


ユキチャンは激走のあとも元気ヨ」(http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20080619-373918.html

統一G2の関東オークスを8馬身差で圧勝、白毛馬としては世界で初めて重賞を勝ったユキチャン(牝3、後藤)は、18日午後11時に凱旋(がいせん)帰厩。後藤師は19日朝からスポーツ新聞各紙を読み比べながら、「ニッカンが一番大きいねえ」と笑みを浮かべ、関係者からの祝福に応えていた。この日は厩舎周りの運動を行ったが、現時点で大きな反動はない様子。「カイバも食べているし、レース後の気配はいつもと変わらない。あの展開は狙い通り。でなきゃブリンカーはしないよ。でも勝ったのは立派なことだよね」と満足そうだった。今後については未定で、今週中は自厩舎で様子を見る。

…かわいい。「激走のあとも元気ヨ」という見出しが(笑)。


こんな強さを見せてくれると。
次から次へと夢は膨らんでいきます。
次走は統一JpnIのジャパンダートダービーに出てほしいな…とか、秋にはもう1回芝使って秋華賞に挑戦してほしいな…とか、思ってしまわずにはいられません。


ユキチャンが紡いでくれる次の夢は。
どんな形で我々の前に姿を見せてくれるのでしょうか。


★★歴史的快挙ですよ、これ。人気blogランキング★★