ソフトボール!

正直、個人的にはイマイチ盛り上がりに欠ける北京オリンピックでしたが。
ソフトボールの準決勝、決勝には熱くなりましたねえ。


月並みな感想ですが。
上野由岐子投手に尽きます。
2日で3試合連投、計409球を1人で投げ抜いたタフネスぶりに感動。
「どこのハンカチだよ」って感じです(←言い方は至極乱暴だけど誉めてるつもり)。


2敗しているアメリカとの決勝戦
選手が力を出し切れたことも大きかったのでしょうが、ツキにも恵まれた印象です。
特に7回の追加点。三科真澄選手の送りバントは相手ピッチャー真正面に行ってしまったのに、送球されたセカンドが落球。ハッキリと勝利が見えた瞬間だったと言ってもいいでしょう。
余談ですが、このとき塁上で大喜びする三科選手に向かって、夫婦で「いや、おまえは(バント失敗したんだから)喜ぶな(笑)」と思わずツッコミ入れてしまいました。彼女、その後も捕手が落球する隙をついて本塁を狙うも憤死したりなど、お調子者だけどどこか憎めないようなキャラだと見ました。


ソフトボールは。
今大会を最後に、いったん公式種目から外されます。


つまり。
「負けたら次はない」状況で、選手たちは戦っていたんですよね。
その思いたるや、いかに。


戦いすんでノーサイドで。
アメリカ、オーストラリアの選手たちと撮影したこの写真に、ホロリときました。


「復活を願い記念撮影」(http://beijing2008.nikkansports.com/softball/photo/20080822-66145.html

北京五輪 ボールで「2016」と形取り、ソフトボール復活を願い記念撮影に納まる日本、米国、オーストラリアの選手たち(撮影・宇治久裕)

間違いなく。
彼女らのこの夏の熱い戦いは、我々の胸にしっかりと刻み込まれました。
8年後、再び熱い戦いが見られることを期待したいと思います。


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