かわいそうなクジラ

デーモン小暮オールナイトニッポン』の録音テープ(をMDに落としたもの)を聞いていると。
いろいろと耳に残る曲がいくつかあります。


その1つに。
かつて、ちゃんちゃこというグループが歌っていた『空飛ぶ鯨』という曲があります。

ある朝ある町で 鯨が空を飛んでた
空よりも広い大空
夢を求めて 飛び立った


昔の森の中には 鯨が暮らしていた
幸せの花の咲いてた
森で楽しく遊んでた


いつか時の流れに押し流されて
海に沈んだ かわいそうな鯨


いまでは 海でさえ鯨は暮らせなくて
せっせと 羽根をつくって
狭い波間を飛び出した


話は 五十年たったあとの出来事
宇宙には夢が広がる
だけど地上は荒れ果てる


みんな ある町の窓から鯨をみた
大空が暗くなるほど
鯨で空はうずまった


いつか時の流れに押し流されて
空に飛び立つ かわいそうな鯨


その日の昼過ぎに あわれな鯨の群れは
次々 打ちおとされて
魂だけが飛んでった

閣下のオールナイトでは「いつか時の流れに押し流されて 海に沈んだ かわいそうな鯨」のサビの部分だけが使われていたのですが。
こんな悲しい結末の曲だとは知りませんでした。
なんで打ちおとす必要があったのか…。


★★榎木孝明さんがカヴァーしているようです、この曲。人気blogランキング★★