まだまだ自分の知らない病名はあまた存在している…

本日は、休暇を取得して。
娘を大学病院に連れて行きました。


先天性鼻涙管閉塞のため。
左目が新生児涙嚢炎になってしまったのです。


先天性鼻涙管閉塞については。
こちらが詳しいです(http://baby.goo.ne.jp/member/ikuji/byoki/2/kenkou03_57.html)。

どんな病気?
「涙目」とも言われる病気。涙を出す涙腺は、目じりの側のまぶたの上にあります。涙腺で作られた涙は、目の表面をうるおし、目頭にある涙嚢に入り、鼻涙管を通って鼻に抜けて出ます。
ところが、赤ちゃんによっては鼻涙管から鼻腔に通じる部分に膜が残ってしまっていることがあります。これが先天性鼻涙管閉塞で、涙が鼻に流れることができないため、目にたまり、外にこぼれます。赤ちゃんは鼻涙管が細いので炎症が起きやすいうえに、涙嚢にたまった涙には細菌が繁殖しやすく、そうなると目やにがたくさん出ます。これを新生児涙嚢炎といい、生後間もないころから「どうも目やにが多い」「ふいてもふいても目やにがたまる」といった赤ちゃんを診察すると、実は先天性鼻涙管閉塞だったということがよくあります。しかしながら、赤ちゃんはもともと鼻涙管が細く、閉塞を起こしていない正常な赤ちゃんでも新生児涙嚢炎になることはよくあります。

ケアは?
目やにが出ているときは、お湯に浸した清潔なガーゼでこまめにふき取り、様子を見ます。こうしたケアでおさまれば心配いりません。しかし、目がはれたり、赤くなったり、目頭を押すとうみが出てくるようなら、眼科を受診しましょう。
新生児涙嚢炎になったら、まず涙嚢に水を通し、鼻涙管が通るようにします。この処置を1週間に1回程度と、抗菌剤の点眼薬を併用します。このとき目頭のマッサージも同時に行うと効果的です。こうしたケアを3カ月ほど続けても通らない場合は、プジーという細い針金を目頭に通し、鼻涙管の膜を破ります。

…で。
娘ですが。
「プジー」通されることになってしまいました。
6か月までにやらないとPTSDになってしまうこともあるとかで。


「では、ご両親は診察室の外でお待ちください」と言われ。
娘を置いて、診察室外のソファに腰掛けると。
診察室の中から、娘の悲鳴が聞こえてきました。
ヒエー。


果たして。
診察室に呼ばれていったところ。
文字どおり「血の涙」を流していた娘がいました。


が。
これだけ痛い思いをしたのに。
施術は失敗だったとのこと。
娘、生まれつき複雑な形の鼻涙管をしているようで、手さぐりでプジーを通す作業がうまくいかなかったとドクターより説明がありました。
普段は開業していて、週1回ヘルプで大学病院に来ているというドクターから、「このまま当てずっぽでやってヘタなところに傷つけるよりは、慣れた機材でもう1回やり直したい」と、自分の診療所に来てほしいと言われて、出直すことになりました。
へえ、プジーにも「マイプジー」とかあるんでしょうかね…。


結局「痛いだけ損」という形になってしまった娘には気の毒ですが。
概ね3週間後に仕切り直しとなりました。


今回のエントリ。
娘に関するエトセトラなので、ブログに上げず、mixiの日記のみで公開という形にしようかとも思ったのですが。
同じような病気で悩む子供やその親御さんに少しでも役に立てば…と思い、あえてブログで公開させていただいた次第です。


★★てなわけで…3週間後に続きます。人気blogランキング★★