冬の風物詩、去る。

ひこにゃん「あぶにゃい」すす払い涙の引退」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091210-OYT1T00655.htm

滋賀県彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんが2006年のデビュー以来、毎年末に陣頭指揮していた彦根城天守のすす払いに、今年は参加しないことが決まった。
天守での作業に危険が伴うため、安全面に配慮した。ひこにゃんのスケジュール調整を担当する市企画振興部は「趣向を変え、今年は餅つきを担当してもらう」としている。
ひこにゃんのすす払いは、国宝・彦根城築城400年祭開幕前の06年に、同祭をPRするために開始。命綱を付け、懸命に1年の汚れを落とすけなげな姿は、たちまち評判となった。
ただ、3層3階の天守は高さ21メートルもあり、3階の窓から狭い廊下(地上約16メートル)に出ての作業は命がけという。ひこにゃんは07、08年にも、井伊直弼と開国150年祭などをPRするためにすす払いを担当したが、市幹部は「大きな頭に彦根藩主の兜(かぶと)・赤備(あかぞな)え天衝脇立(てんつきわきだて)をかぶったひこにゃんを高い天守に出すこと自体、無理があった」と話す。
ひこにゃんは、今月22日に予定されている迎春のための餅つきに汗を流す予定。ネット上では「餅」の愛称もあるだけに、これはこれで〈餅の餅つき〉と話題になりそうだが、ひこにゃんは「市民が誇る天守からホコリを払い、全国にお城の美しさを伝える仕事は続けたかったにゃん」と残念がっているという。


(写真:命綱を付けてすす払いをするひこにゃん。今年は登場しない(昨年12月、彦根城で))

…まあ、確かに「あぶにゃい」ですけどね(笑)。
でも、400年祭実施に先立ってモチがデビューした際に一気に「全国区」となるきっかけを掴んだイヴェントですから、寂しさもまたひとしおというものです。


それにしても。
代替企画が「モチのモチつき」というのも、ベタといえばベタですね。


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