…恐れていたことが現実に。

遂に。
「スレッジ、横浜入り」、正式発表となってしまいました。


「横浜、スレッジ獲得を発表 抑え候補の右腕も」(http://www.sanspo.com/baseball/news/091217/bse0912171741000-n1.htm

横浜は17日、今季日本ハムで27本塁打を放ったターメル・スレッジ外野手(32)=183センチ、86キロ、左投げ左打ち=の獲得を発表した。2年契約の年俸1億8千万円プラス出来高払いで、背番号は3。
横浜にとって待望の左の強打者となるスレッジは昨季日本ハムに加入し、日本での通算成績は打率2割7分7厘、43本塁打、157打点。
また、抑え候補として米大リーグ、パイレーツなどに在籍していたクリス・ブーチェック投手(31)=198センチ、95キロ、右投げ右打ち=と1年契約の年俸5千万円プラス出来高払いで契約を結んだ。背番号は27。メジャー通算成績は90試合で3勝7敗1セーブ、防御率6・54。今季は13試合に登板した。(金額は推定)

…「2年契約の年俸1億8千万円プラス出来高払い」なら。
個人的には、日本ハム、出すべきだったんじゃないかな…と思います。
何はどうあっても、真面目で、選球眼がよく、チームのことを第一に考えてプレーしてくれるこの優良外国人選手は引き留めるべきだった…と。


残念で仕方ありません。
クライマックスシリーズの第2ステージ第1戦で見せてくれた逆転満塁サヨナラホームランは一生忘れないと思います。新天地での活躍を祈っています(妻がベイスターズファンなので、いい加減低迷して久しいチームを浮上させてやってほしいものです)。


さて。
スレッジが去ることが本決まりになって。
来年、どうやって打線を組むんでしょうね。


賢介、稲葉、信二、小谷野、糸井、誠あたりは動かないと思うので。
やはりキーになるのは、レフトとDHです。


DHは。
坪井と二岡のコンボでいくことになるんでしょうね。
「対戦相手の先発投手が右なら坪井、左なら二岡」って感じで。
どちらも「代打の切り札」にしておくにはもったいない存在だったので、これは歓迎材料でしょう。


一方のレフトですが。
中田翔の名前が囁かれて久しいですが。
打つ方が突き抜けているのならともかく、現時点ではまだまだ中田をレギュラーで固定するのは厳しいと思います。
「使いつつ育てる」という考えもあるのでしょうが、スレッジが抜けて明らかに1枚落ちた打線(加えて、誠や信二にしても、来年ケガなしで1年間今年並みに活躍できる確証があるか…と言われれば「…」というところでしょうし)にあって、まだまだ穴が小さくない中田では荷が重いと思うのです。
それならば…守備面では十分期待できる稀哲のほうが自分はいいと思います。打つ方だって今年ほどドン底じゃないでしょうし。


いずれにしても。
2010年のファイターズには、不安持たずにはいられません。
ま、小笠原が抜けたときもどうにかなったことを考えれば、「新しい勢力の登場」を期待することもできるんでしょうけど。
本来であれば、期待するべき筆頭に、中田の名前を挙げるべきなんでしょうけどね。


★★2010年、中田の大化けに期待します。人気blogランキング★★