また激怒!

…といってもチームにではありません。
何度も言ってますが、この期に及んだら結果として勝てばいいんです。個人的にダメ出しをしたい選手は何人かいましたが(苦笑)、勝ち試合に免じて今日は触れないでおきます。


今日激怒したのは。
試合見ていた方ならおそらく「…ああ、あの件ね」とピンと来るであろう、この件についてです。


「【日本ハム】小谷野のホームランが…」(http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20100915-678861.html

日本ハム7−5楽天>◇15日◇札幌ドーム
日本ハム小谷野栄一内野手(29)が、“フェンスオーバー”の適時二塁打を放った。5回1死二塁の場面で左翼へ放った打球は、客席最前列でグラブを持ったファンがダイレクトキャッチ。このファンが体をフェンス前へ乗り出していたため、適時二塁打として判定された。「珍しいこともあるもんですね。ちょっと詰まってたんで、フェンス直撃ぐらいかなと思っていました。どっちにしても走者をかえすことができて良かったです」と笑っていた。


(写真:打球がエンタイトル二塁打になり苦笑いの小谷野(撮影・黒川智章))

…栄ちゃんは「珍しいこともあるもんですね」と寛大なところ見せていましたが。
許されざる行為だと思います。


今、チームがどんな状態なのか、本当に分かっていますか?
選手たちはクライマックスシリーズの椅子を目指して懸命に闘っているところなのですよ。
今回の行為は、そんな選手たちの頑張りを土足で踏みにじる行為なのではないでしょうか。


こんなふざけたことする人間は。
もはや「ファン」と呼ぶには値しないと思います。


結果として。
小谷野のホームランは1本“幻”になりました。
そして、タイトル争いをしている打点もまた、1点減る形になりました*1


おそらく、この人物は「記念のホームランボールが欲しい」という軽い気持ちでやったのでしょうが。
彼の行為で、球場のファイターズファンのみならず、全国のファイターズファンがイヤな思いをしました。
ゲームの雰囲気にすら水を差しかねない行為だったと思います(直後に糸井のタイムリーが出たのは本当に救いでした)。
「自分さえ楽しければいい」という姿勢は、唾棄すべきであると言ってもいいでしょう。


何よりゾッとしたのは。
9回表、久が3点取られて楽天に追い上げられた場面です。
もし、これで同点に追いつかれたり、あまつさえ逆転負けでもしていたら、この人物は、選手たちや球団関係者、全国のファンたちに、どうやって責任取るつもりだったのでしょうか。
あまりにも軽率のそしりを免れない行動だったのではないでしょうか。


今度このような輩が出てきたら。
球団関係者は、即刻つまみ出すぐらいの断固とした措置を取ってもらいたいと思います。


最近の自分にしては珍しく、文章が矯激になっているかもしれません。
ただ、野球を、そして日本ハムを愛する立場として、それくらい腹立たしい行為だった…ということだけはご理解いただければと思います。


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*1:まあ、打点王争いはかなり独走状態になってきましたけど…今回はそういう問題ではありません(笑)。