例の宮城沖地震の陰で

ひっそりとこんなニュースが入っていたのを、今日になって知りました。
「<宮城沖地震>松島のマツ、伊達政宗の石灯ろうなども被害」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000011-mai-soci

伊達政宗の廟(びょう)として知られる仙台市青葉区の瑞鳳(ずいほう)殿では、本殿脇の供養塔や石灯ろう計36基が倒壊した。瑞鳳殿は1637(寛永14)年の造営。1931(昭和6)年に国宝に指定されたが、45年に戦災で焼失し、現在の建物は79年に再建された。
市観光交流課によると、政宗の家臣ら20人を祭った本殿脇の供養塔は7基が全壊、13基が部分崩落した。今後、市文化財課と協議しながら修繕していくという。

瑞鳳殿は3年前に仙台に旅行に行ったときに*1訪れました。再建された霊廟の鮮烈な色彩に目を突かれたのをよく覚えています。
「本殿脇の供養塔」は、政宗の死に際して殉死した*2家臣を供養するために建てられた宝筐印塔です。以前2003年5月に東北に大きな地震が起こった際にも一部被害に遭ったらしいのですが…。主君に永遠の忠誠を誓って命を捧げた「万夫の士」の供養塔ですから、予算の都合などもあるでしょうが*3、一刻も早くの修復を仙台市にはお願いしたいところです。


ちなみに、瑞鳳殿のホームページなんてものもあるようです(http://www.zuihoden.com/)。「インターネット瑞鳳殿資料館」や「経ヶ峯の四季」など興味をそそるコンテンツも少なくないので、1度覗きにいかれてはいかがですか?


伊達政宗の血液型はB型。人気blogランキング

*1:ちなみに、この数週間後、さるクイズ大会に参加するために再び仙台を訪れました。1月に2度仙台行き。スゴいなあ自分…。ちなみに、2度の仙台行きの際にはいずれも「牛タン、牛タン、雨、牛タン」といった食生活でした(笑)。

*2:20人全員が「生前の政宗に許可を受けていた」とのことです。

*3:公務員的発想(笑)。