その時歴史が動いた

入籍ドキュメントです。
未経験の方へのナニガシかの参考になれば。


それまでは「届を出したらハイおしまい」だと思っていたんですよ。
とんでもない。


婚姻届を提出してから。
審査があるとかで。


15分近く待たされました。


しかも。
届出をする市役所、イコール、われわれ夫婦の職場、なわけでして*1
その間、仕事で行き交う職員たちの何か言いたげな好奇の目にさらされ続けたわけですから。
とんだ羞恥プレイでした。


さんざっぱら待たされた挙句、市民課の女の子に「1つも記入間違いありませんでした。さすがですね」と言われたんですが、そりゃ私もこの商売もう長年させてもらってるわけですから、そうそう間違うわけにはいかんのですよ。記入例も事前にキチンともらってるわけですし。
これで間違いあって届出却下されたら「窪○」と言われるところでした。まあ、彼のように「不備があって3度も出直し余儀なくされた」とまではいかなくても、軽微な書き間違いが1、2か所あるのは普通なんだとか。そのために欄外にあらかじめ捨印を押しておくようになってるらしいんですね。
でも、かつてどなたかがHPで語っていたのですが、「捨印があらかじめ押してある」ということは、すなわち「届出人のあずかり知らないところで第三者に記載事項の訂正をされてしまう危険性がある」ということでもあるわけなんですよね。そう考えるとおっかないことこのうえなし。ま、市役所の職員が悪意を持って書き直すことはまずありえないですけど(それどころか善意でもって本人の手を煩わせずに記載間違いを訂正してくれるぐらいだし)。


待たされた時間に反比例して受理された旨はごくごくあっさりと告げられたため、「これで晴れて夫婦だ…」という感慨がドカンと押し寄せてくることはありませんでした。みんなそうなのかな。ま、こういうのは少しずつジワジワと湧いてくるものなのでしょうかね。


待たされている間、なぜか「GI初勝利を決めたものの、審議の青ランプが点灯し、10分以上も確定に至らないジョッキー」のようだなあ…と思ってしまいました。嗚呼、ウマ基地外…。


しかし、長い審査の末に届突っ返されたらどうしようかと思いましたよ。人気blogランキング

*1:あ、紹介遅れましたが、妻は職場の後輩です。