敗れて悔いなし。

4コーナーにアドマイヤジャパンが向いたとき、自分の馬券が的中することはもはや叶わないということは分かっていました。それでも、TVの画面を見つめる手になんと力が入ったこと。ディープインパクトは届くのか、このまま3冠の夢は潰えてしまうのか、いや、届いてほしい、勝ってほしい…そんな自分の心配をまるであざ笑うかのような鬼脚で、文字通り「あっという間」にアドマイヤジャパンをかわして先頭でゴールを切ったディープインパクト。強い、強すぎる、本当にスゴい馬です。
冗談ではなく、この瞬間、我々は歴史の生き証人になりました。自分は、セントライトシンザンは当然のこととして、ミスターシービーシンボリルドルフの現役時代も知らないし、ナリタブライアンの強かった頃にも間に合っていません*1。だから、かつての「3冠馬」がどれだけ強かったかは語るすべがありません。
でも、ディープインパクトがとれだけ強いかなら語ることができます。全てにおいて他の馬より強い、完璧な馬。サラブレッド界の「ミスター・パーフェクト」って感じです。こんな馬にめぐり合えた我々競馬ファンは本当に幸せだと思います。次走は、ジャパンカップになるのか、あるいは有馬記念になるのか、どちらにしても「古馬との初対決」、これまた楽しみです。


馬券勝負については…アドマイヤジャパンを軽視しすぎました。反省。しかし…どうしてノリはいつもいつも私の馬券の邪魔してくれるかなあ(笑)。先週ちょっと褒めたら途端にこれだ(笑)*2


来週の天皇賞・秋は全く自信なし。人気blogランキング

*1:1番最初に見たGIレースが、ダンスパートナーが勝った1995年のオークスですから。

*2:責任転嫁も甚だしい発言(笑)。一応フォローしておくと、3,000mのレースって「騎手の技量」に大きく左右されるんですよね。そんななかで2番手から早め先頭をかまし「あわや」の場面を演出した横山典弘騎手、やはり「一流」だと言えるでしょう。こういう「人気薄でも何かやってやろう」という誠実な騎乗姿勢は好感度大です。