「サツマイモのことを『栗よりう/まい…」「川越!」

…マニアックな表題ですみません。クイズ業界でたまに耳にする「サツマイモのことを『栗よりうまい十三里』というのは、サツマイモの名産地として知られたどこの都市が江戸から13里のところにあったのにちなむ言葉でしょう?」という問題を答えるときの再現フィルム(←え?)から入ってみました*1。というわけで、本日はサツマイモの話。といっても、今回は「日本史」カテゴリではないので青木昆陽は出てきません。まあ青木昆陽についてはまたいつかそのうち改めて。


近所に焼き芋屋がやってきたので。
妻が止めて購入していました。


妻は値切って買っていました。
曰く「焼き芋屋で言い値で買うのは愚か」*2
なんか東南アジアの露店での景色を見るようでした。


あっさりと値切りは成功したので*3、焼き芋の供給過剰の状態になった我が家。
思案投げ首の末、妻は焼き芋クッキーを作ることに。
短い格闘の末、完成したのが。
↓これです。


美味しうございました。


ところで。
職場近くに毎日店を出している焼き芋屋があるのですが。
そこの値札。

1本 300円
3本 1,000円

え?
なんかおかしくない?
箱代?


「じゃあ、1本300円のを、バラで3本」と買ってやりたい。人気blogランキング

*1:念のために注記しておきますが、「栗よりうまい…」には2つの説があります。1つは引用した名産地由来説。もう1つは「小石川のとある焼き芋屋が『うちのイモは栗よりももっと甘いんだぞ』と『栗より』に『九里四里』を掛けて『9+4=13』で十三里となった」という説です。これを鑑みるに、名産地由来説は後付けであった可能性も否めません。ただ、「由来となる名産地がどこか?」をいうことを問う問題としては1点の瑕疵もなく成立しているので、今日「川越」という地名を問う問題をたまに耳にすることがあるというわけです。

*2:「大学生の頃、1本600円の焼き芋を何の疑いもなく買わされた」という悲しい経験談にちなむのだとか。

*3:自分がやっていたら間違いなくシメられていたと思う(笑)。