私的2005年JRA賞各部門別受賞馬

私は基本的には「馬券勝負はGIのみ」という戒めを自分自身に課しているので*1有馬記念が終わるとフェブラリーステークスまで競馬は「ウォッチオンリー」となります。そういうときに限って予想はことごとく的中し*2、悲しい思いをしています。
さて、馬券勝負的にはオフシーズンではありますが、実は、毎年この時分個人的に密かに楽しんでいることがあります。毎年1月アタマに、JRAがその前年に行われたレースを参考に、それぞれの条件のもとに優れたサラブレッドを選出する「JRA賞」。そのJRA賞について、オフィシャルなモノとは別に、あくまで個人的にJRA賞の各部門別受賞馬を選出してみよう、という勝手連的な企画モノがそれです。あくまで私個人の判断で勝手に選ぶものであって*3、「予想ではない」という前提でお読みいただければ幸いです。


・2005年度代表馬ディープインパクト
このウマ以外が年度代表馬に選ばれるようならそれこそ2005年の競馬は全て幻です。満票じゃなければ投票者の見識を疑います。有馬で連勝ストップ程度じゃ文句のつけようありません。
最優秀2歳牡馬フサイチリシャール
…まあ、仕方がないかと。皐月賞まではこのウマ中心に回っていきそうな予感もあります。他のウマ、スーパーホーネットジャリスコライト、はたまた今年デビュー組の巻き返しはあるんでしょうかね?
最優秀2歳牝馬テイエムプリキュア
…まあ、仕方がないかと。ただ、以前にも言いましたが、個人的には阪神ジュベナイルフィリーズ2着のシークレットコードのほうに魅力感じます。同レース3着のフサイチパンドラが自己条件でズッコケたのが気かがりですが。
・最優秀3歳牡馬:ディープインパクト
クドいようですが、文句のつけようありません。ナリタブライアンに間に合わなかった自分に初めて「3冠馬誕生」の瞬間を見せてくれたこのウマに最大限の敬意を表さずにはいられません。2006年も間違いなく日本競馬界の中心的存在。
・最優秀3歳牝馬ラインクラフト
シーザリオエアメサイアも有力候補ではあるんでしょうね。アメリカでGI取ったシーザリオは特に。ただ、ここはGI2勝、しかもその後古馬と混ざってのGIで3着したラインクラフトのほうを評価したいと思います。
・最優秀4歳以上牡馬:ハーツクライ
これはもう…有馬記念を素直に評価したいですね。実は宝塚記念ジャパンカップでGI2着2回も経験してるし。ジャパンカップなんかレコードタイムタイですよ。年間を通じてコンスタントに活躍してくれました。
・最優秀4歳以上牝馬スイープトウショウ
ヘヴンリーロマンスは惜しかった。普通なら牡馬相手にGI制覇なら当たり前に選出ですよ。もう1頭牡馬相手にGI制覇、しかもGI2勝のスイープトウショウがいたとあっては運が悪かったとしか。ただ、スイープトウショウ…個人的にはどうしても信頼できないんですよねえ。ゲート出るまでアテにならないウマなので。
最優秀父内国産馬シーザリオ
スペシャルウィーク産駒、世界を制す! シーザリオはこちらなら文句なしでしょう。ていうか、実は2005年に父内国産馬で中央のGI勝った馬ってシーザリオカネヒキリ(父フジキセキ)だけなんですよね。シーザリオ、早くケガ治してまた雄姿を見せてもらいたいものです。
・最優秀短距離馬:ハットトリック
…悩ましい。こっちもラインクラフトでもいいかな…とも一瞬思ったのですが、ここはマイルの重賞3勝でマイルチャンピオンシップまで駆け抜け、あまつさえ香港マイルまで勝ってしまったマイル巧者のハットトリックを推したいと思います。
・最優秀ダートホース:カネヒキリ
年間を通してGIをはじめ重賞戦線でコンスタントに結果を残したという点ならシーキングザダイヤもアリかもしれませんが、ここはカネヒキリかと。勝ちっぷりがスゴかったですもんね、カネヒキリ。よくよく考えてみれば、フジキセキ産駒の中央GI勝ち馬第1号だったりしますよね。
・最優秀障害馬:テイエムドラゴン
私は見てはいないのですが、中山大障害は圧勝だったらしいですね。「3歳で中山大障害制覇」を達成したのも素晴らしい。ここはひとつ「中山大障害4連覇」ぐらいを目指して頑張ってほしいものです。2006年も、全ての障害馬が故障なく、無事にレースを終えることを祈っています。


今年は例年になくチョイスがラクチンでした。ちょっと迷ったのは3歳牝馬と短距離馬ぐらい。あとは「これしかない」的な選択でした。
ともあれ、2006年もいいレースたくさん見られれば幸せです。現役馬各位の一層の頑張りを期待します。


…というわけで。
最後に。


私のほうこそ。
2006年こそ、馬券勝負頑張ります。


妻よ許せ、この負債額。人気blogランキング

*1:そうしないと破産してしまいかねないので(笑)。

*2:5日の中山金杯とか。もっとも「アサカディフィートの複」というヌルい予想でしたけど。

*3:個人的には、1997年度の年度代表馬は断じてサニーブライアンです。