秘すれば花?

というわけで、伊東からの帰路のお話です。


海沿いの道を順調にカッ飛ばし、あっちゅー間に熱海まで戻ったところ。
我々の目の前に見えた看板に。


「熱海秘宝館」の文字が。


おお、これがかねて噂に聞いた「秘宝館」か…ということで、往路の車中でも盛り上がっていた我々でした。
「秘宝館って、入場料いくらぐらいするんだろう?」という妻の問いかけに「…いいとこ300円ぐらいじゃないの?」と返してみた自分。
だって…そんな歴史的な文化財とか遺物とかを扱ってるわけじゃないですしねえ。価値的にもそんなもんじゃなかろうかと。


そんなこんなで。
時間もあることだし。
満場一致で寄ってみることに*1


↓館内は撮影禁止だったので、入口の風景のみ。


入場料は…1,700円
300円なんてトンでもない!
ぼりすぎ!*2


で、入ってみると。
…これがもう。
この私をして「…どうしよう」と思わせるようなシロモノだったのですよ。


申し訳程度に薄ーいボカシが入っているだけの江戸時代の春画の展示コーナーとか。
ミニチュア人形つきの四十八手の図解とか。
さる古墳から出土したという、男性器つきの土偶とか*3
壁のレバーを思いっ切り回すと「スカートがめくれ上がってヘア*4露出」のマリリン=モンローのパチもん人形とか*5


館内では、浦島太郎を翻案したビデオが上映されていました。
これが…どう考えてもAVそのもの!
なにせ「モザイクつき」ですから。絶句です。


それを、見ず知らずの人10人ちょっとと、ただただ無言で眺めるハメになったのですから。
この光景を客観的に傍観したら実にシュールな絵だったことでしょう。
小さな女の子を抱っこしながら見ていたお父さんがいました。願わくば、このお嬢ちゃんがトラウマになったり、インランになったりしませんように。


興味のある方は、1度(でたくさんだと思う)足を運んでみてはいかがでしょうか?
ただし、間違っても「最初のデート」とかでは行かないほうが…って、いませんよね、そんなヒト(笑)。


ちなみに。
我々夫婦の感想は「……」でしたが。
帰りの山道で「2人揃って車酔いしてしまった」のは「秘宝館の毒気に当てられたせい」ということになっています。
私なんか「運転しているにもかかわらず酔った」わけですよ、ハァ…。


★★とか言っておきながら「次は三重の元祖国際秘宝館だ!」という話も出ていないこともない我が家。人気blogランキング★★

*1:寄るな!

*2:文句言うなら入るな!

*3:真偽のほどはどう見ても怪しい(笑)。

*4:以前他のHPでも書いたことあるのですが、「ヘアー」だと髪の毛のことを想像するのに「ヘア」だと下の毛のことを想像してしまうのはなぜでしょうか? この「ー」の有無がそれほどの重大事なのでしょうか? この「ー」にそれほどの魔力が秘められているとでもいうのでしょうか?

*5:パンツをはいていたものの、ズリ下ろされていてヘアが露出した状態でした。なぜ? ちなみに、パチもん人形のヘアの色は黒(←これは特に注記しておくように妻に言われた)。実際のマリリンのヘアの色は…知りません。指圧の際に持ち帰った彼女のヘアを家宝にしていてた浪越徳治郎にでも聞けば分かるんでしょうけど。