長距離ランナーの孤独

皐月賞まで4戦。
全敗なのはまあいいとして(←ホントは全然よくない)。
いまだ1円も回収できていないのはいかがなものでしょうか。
今週はともあれ「まずは数百円でも回収しないと…」が目標(←志が低い)の、天皇賞・春の予想です。

◎7.ディープインパクト
○5.トウカイトリック
▲11.リンカーン
☆14.アイポッパー
△2.マッキーマックス
△16.ナリタセンチュリー
△1.ストラタジェム
△6.トウカイカムカム
△9.デルタブルース
△4.ローゼンクロイツ


…普通に考えれば「◎ディープインパクトで間違いなし」なんですよ。実力的には。ただ、不安が全くないとはいえません。「3,200mの距離」と「折り合い」です。菊花賞のときのように「一瞬折り合いを欠いたりする」と、今回はさらに1ハロン距離が伸びるわけですし、何があるか分かりません。
そこで。「ディープを負かしに行くにはどんな競馬をしたらいいか?」を考えてみました。
答えは明瞭。有馬記念のときのハーツクライのように「早め先頭で押し切って、逃げ込みを図る」、これしかありません。もしかすると、あの戦法は「ハーツクライの実力をもってして初めて可能であった」可能性もなきにしも…ですが、少なくとも、阪神大賞典のときのデルタブルースのように「ディープが動く前に、3コーナーで早めスパート」では遅すぎ、勝ち目は0なはずです。ディープはいつだって彼ら以上の上がりの脚をもってスパッと差し切っているわけですし。
そこで、今回注目したいのは、「何が何でも逃げる!」と鞍上芹沢純一騎手が宣言しているトウカイトリックです。日刊スポーツ紙上で奇しくも「穴の法則」の鈴木良一記者が同じ予想をされていたので意を固くしました。もっとも、私としては○までしか打てないんですけど…「もしものこと」がないとも限りません。イングランディーレの再現がないとも…。
で、人気サイドになるであろうデルタブルースローゼンクロイツは、上記の理由から「…いいとこ3着までかな」として、かろうじて△評価まで。消すことも考えたのですが、鞍上を考えると…コワくて消せませんでした。
同様に評価を下げようとしたのがリンカーンですが、こちらは下げられませんでした。というのも、「ノリが何しでかすか分からない」からです。思い切ってトウカイトリックを見ながら離れた2番手で逃げないとも限らないですし、対照的に捨て身の「最後方直線勝負」に出ないとも限らないですし。ウマ的には充実一途なのは間違いないですし、▲評価で残します。
長距離に自信のアイポッパー、これも本格化のマッキーマックス、鉄砲でも動きのよかったナリタセンチュリー、やはりステイヤーストラタジェムトウカイカムカム、いずれも後ろから行くウマたちです。人気サイドのデルタブルースローゼンクロイツが3コーナースパートを掛けたものの直線失速したときにかわしていくのは、むしろこれらのウマなのではないかと思います。
馬券は、本線は当然「7.1着固定の3連単」ですが、これに多少の穴っぽいところを加えたフォーメーションで。


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