勝利の女神のくちづけを。

「ヴィクトリア」って「ヴィクトリア女王」に由来しているのかと思ったら、さにあらず。
ローマ神話勝利の女神のことなのだとか*1
そういえばショウリノメガミってウマもいましたねえ。1996年のマイルチャンピオンシップで2着に来て儲けさせてくれたウマなので思い出ひとしおなのですが。
さて、余談は置いといて、いい加減自分にこそ「勝利の女神」が微笑んでほしい、記念すべき第1回ヴィクトリアマイルの予想です。

◎6.ラインクラフト
○18.エアメサイア
▲  (なし)
☆1.ダンスインザムード
△13.ディアデラノビア


…本当は◎○の2頭のみにしようかと思ったぐらいです。それだけラインクラフトエアメサイアの2頭は抜け出ていると思います。いかに配当的に妙味がなくとも、ここは逆らうわけにはいきません。阪神牝馬ステークスのときから決めていました。この2頭、鉄板です。
ラインクラフト、マイルまでなら牝馬同士では無敵なのではないでしょうか。高松宮記念では鉄砲を嫌って確信犯的に消してイタい目を見ましたが、ヴィクトリアマイルでは初めから重い印を打つつもりでした。次(であろうはず)の安田記念でだって勝ち負けできるウマですし。◎は動かせません。
エアメサイア、確かに2,000m前後が1番いいウマなのでしょう。ここはラインクラフトの土俵だということは自他共に認めるところでしょう。ただ、舞台が京都でなく東京だというところに一縷の希望は託せるのではないでしょうか。ましてや、鞍上は誰よりも心強いユタカです。先週ロジックをGI馬に導いた手腕で、今週もアッと言わせてくれるのではないでしょうか…という期待は十二分に持てます。
ぶっちゃけ、勝つのは2頭のどちらかだと思うので、▲は今回はなし。あとは「2着までならアリかなあ…」と思える2頭を。ダンスインザムード、実力は認めます。天皇賞・秋マイルチャンピオンシップで牡馬に伍して馬券に絡むことができるウマですし。ただ…何か1つ足りないような気がするんですよ。それは何なのでしょうか? 福永祐一武豊という鞍上と比べると少しだけ見劣りするように見えなくもない(すみません)北村宏司騎手に対する不安でしょうか? まあ前走マイラーズカップで勝ったダイワメジャーと差のない2着だったことを評価して(でも、このときの鞍上は武豊騎手でしたよ)、馬券としては一応押さえておきます。
ディアデラノビア、東京コースでの実績があるので「サウスポーかも」という気がしなくもありません。後ろから行くタイプのこのウマ的には、最後に長い直線がある東京は向いているでしょう。マイルという距離もマイラーズカップ3着の実績からさほど不安はありません。これまたヒモ候補に。
馬券としては、馬連6−18が大本線。押さえで馬連1−6と1−18、6−13と13−18をちょろっと、あと、万が一、本当に「万が一」を警戒して、1−13も数百円だけ。3連単は…なんとなく「3着ヒモ荒れ」がありそうな気がするのでやめにします。


★★記念すべき第1回レース、気持ちよく当てたいものです。秋華賞のときはエアグルーヴから流して沈没しましたし。人気blogランキング★★

*1:ギリシア神話の「ニケ」に当たります。英語の発音では「ナイキ」…そう、某靴メーカーの名前の由来なわけですよ。こんな業界ベタもポロポロ忘れつつある自分…。