もう泣かない。

「桜の女王」という美称もいいですけど、「樫の女王」という美称はもっと素敵ですね。青葉茂れる季節、輝き誇るうら若き乙女…って感じで。
…んなこと言ってるヒマあったら、いい加減私も片目ぐらいは開けないと。桜花賞も地味に混戦模様でしたが、さらに予想が難しそうなオークスの予想です。

◎17.キストゥヘヴン
○13.アドマイヤキッス
▲6.コイウタ
☆9.カワカミプリンセス
△5.ニシノフジムスメ
△10.アサヒライジング
△1.ブルーメンブラット
△14.ブロンコーネ
△2.フサイチパンドラ


…2,400mへの距離延長はどのウマにも不安いっぱいでしょう。ましてや牝馬だし。桜花賞馬が1番人気背負って「距離の壁」に泣かされた例もままありますし*1
そんなこと言いつつも、◎○▲は桜花賞1〜3着馬をそのまま取る形になってしまいました。一瞬「アドマイヤキッス◎にしようかな…」と思ったりもしたのですが、桜花賞のときの切れる末脚を思い出して、キストゥヘヴンの2冠に掛けてみたいと思います。○アドマイヤキッスもほぼ差はありません。父はサンデーサイレンス、ヤネは武豊とあっては(←これが1番コワい)逆転も充分可能かと思います。この両馬は外枠引きましたが、今開催から使用コースがAコースからCコースへと変更されるので、前開催時ほどには「内が有利」とはならないと思います。
▲はコイウタ。素質は充分、鞍上もやってくれそうですが、唯一の心配のタネは…「マイル以上の経験がないこと」。飛ぶときはサックリかもしれません。父フジキセキなので大丈夫だとは思うのですが。
カワカミプリンセス、前走スイートピーステークスは力強い内容でした。穴人気になってしまい馬券的な妙味はなくなってしまいましたが、魅力は感じます。ニシノフジムスメ、もともと期待していたウマなんですよ。忘れな草賞は強かった。両馬とも父キングヘイローを不安視する向きもありますが、もともと「キングヘイローは父系は決して長距離苦手ではない」と思っていますし*2、現にニシノフジムスメは2,000mはこなしていますし(…あと2ハロンでどうかという説もありますが)、距離はもつと信じたいです。
アサヒライジング、このウマも桜花賞では強かったですよ。血統的にマイルが向くとは思えないにもかかわらず、です。府中でどれだけ先行粘り込みが決められるかは疑問ですが、力はあると思います。父ロイヤルタッチは1996年菊花賞2着馬、母父ミナガワマンナは1981年菊花賞馬(!)です。ブルーメンブラットとプロンコーネ、臨戦態勢から「オークスこそ!」という匂いがプンプンするので押さえ。そして…フサイチパンドラ。どうしても切れなかったんですよ(11.テイエムプリキュアは切りましたけど)。ヤネが変わって一変があれば…実力発揮となるかもしれません。まあ気性次第なんですけど。
11.テイエムプリキュアは、チークピーシーズでどこまでやれるかですが…本調子にないと思います。8.シークレットコード、阪神ジュベナイルフィリーズ後には1番期待していたウマだったんですけど…休養明けでいきなりの2,400mはいくらなんでもキツいと思います。15.シェルズレイは…距離がどうかと思いまして。
馬券としては…おとなしく馬連ですかね。◎キストゥヘヴンにより厚く、他の馬も合わせて傾斜配分をつけてボックスで。なんとなく小波乱も予感させられるんですよ。


★★オークスはなにげに相性いいレースです。ヒモ当てるの得意だったんですよ。チャペルコンサートチューニー…。人気blogランキング★★

*1:1992年ニシノフラワー(7着)、1997年キョウエイマーチ(11着)は典型例ですね。どちらも後に短距離路線で牡馬相手に活躍したウマなので、明らかに「2,400mが長かった」のでしょう。

*2:それで1998年の日本ダービーで過信してイタいメに遭いました(笑)。