ダービー話のつづき

「指定バトン」で「今年も、当たり前のように『全馬完走』する日本ダービーであってほしいと思います」と書いたのですが(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20060524#p1)。
その願いは叶いませんでした。


ヴィクトリーランが故障を発症し、競走中止
オークスコイウタに続いて、2週連続の悲劇となってしまいました。

 11番ヴィクトリーラン号(安藤 勝己騎手)は、他の馬に関係なく、馬体に故障を発症したため、3コーナーで競走を中止しました。
 馬 :右第1指骨々折
 騎手:異状なし

…今日のスポーツ紙によると「全治については、経過観察中」とのこと。
粉砕骨折開放骨折、複骨折で即「予後不良」とならなかっただけまだマシだったのかもしれませんが、依然として予断を許さない状況には変わりありません。


ヴィクトリーランは、前走プリンシパルステークスのレース後にも蛯名正義騎手が下馬するなど(そのときには検査の結果「異常なし」と診断されましたが)、脚元に不安を抱えるウマだったようです。
日本ダービーは一世一代の晴れ舞台だし、ダービーに出すためにムリをせざるを得なかった関係者の気持ちも痛いほど分かるのですが、「もう少しなんとかしてあげられればよかったのに…」と思ってしまうのは…全て結果論、無責任な外野の戯言なのでしょうね。ウマが故障して誰よりも辛い思いをしているのは厩舎関係者なんでしょうし。
ともあれ、ヴィクトリーランの故障が無事に癒えることを祈らずにはいられません。


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