なかなかにトラウマなのです。

ブロッケン現象:北海道・摩周湖周辺で観測、撮影に成功」(毎日新聞)(http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060604k0000m040132000c.html)。

虹のような光の輪の中に人影が浮かぶ「ブロッケン現象」が3日、北海道弟子屈町摩周湖周辺で観測され、同町在住の自然写真家、末澤雅彦さん(31)が撮影に成功した。

ブロッケン現象は太陽を背にして立つと、前方の雲や霧に自分の影が映り、その周りに色のついた光の輪が現れる気象現象。末澤さんは「山岳等では見られるが、摩周湖でのブロッケン現象は10年近く撮影していて初めて」と話す。

摩周湖周辺はこの日、午前中は雨が降っていたが、午後から回復し、末澤さん自身が2時半ごろ、第3展望台で太陽を背に撮影した。【有田浩子】


…「ブロッケン現象」には忘れられない思い出があります。


自分。
幼少のみぎり。
ブロッケン現象が怖くて仕方がなかった」のですよ。


「不思議なガキ」と言われようが、事実ですのでしょうがありません。


きっかけは。
学研の学習マンガ・ひみつシリーズの1つ『天気100のひみつ』でした。
このマンガの、ちょうどラストの100話目が「ブロッケンのようかい」(=ブロッケン現象)についての話でした。


今にして思い出せば、なんてことのない挿し絵だったのに。
コワくてコワくて仕方がありませんでした。
泣き叫ぶぐらい。
しまいには、テープを持ち出して貼り付けて、そのページを閉じてしまったぐらいですから*1、よほどコワかったんでしょう、当時の自分。その挙句、『キン肉マン』に出てきたブロッケンマンまで連れション的に恐れていました。笑い話のようですが、実話です(←もっとも、ブロッケンマンのほうは泣き叫ぶほどではありませんでしたが)。


そんな幼少時代のことを思い出しつつ。
恐る恐る、ニュースのリンクを辿って写真を見てみると…。


「…やっぱコワいわ」


三つ子の魂…なんでしょうか。


ブロッケン現象については、「コックちゃん」というHPにある「ブロッケン現象グリーンフラッシュ」というコンテンツ(http://www.geocities.jp/kockspages/kouzan/phenomena.html)に詳しいです。発生の原理など、図や写真(←自分的にはこれもちょっとだけコワい)がふんだんに掲載され、勉強になるページです。余談ですが、虹の主虹と副虹の間にある暗い部分を「アレクサンダーの暗帯」というなんて知りませんでした(主虹と副虹が発生するメカニズムについても詳しく説明されています)。勉強になりました。


★★ただの影なんですけどね。人気blogランキング★★

*1:ちなみに、見開きのページに掲載されていた99話目は「セント・エルモの火」についてでした。後年、クイズ大会などで「船のマス/トなどが…」なんて押しをして「セント・エルモの火!」と解答するようになるとは、当時は知る由もなし…。