えらいこっちゃ!

カワカミプリンセス、進路妨害で12着に降着


TV中継見てたときは「…ちょっと強引だったかな」ぐらいにしか見えなかったのですが、パトロールビデオの映像を改めて見ると「ああ、こりゃ降着も仕方ないかな…」って感じですね。ヤマニンシュクル四位洋文騎手、立ち上がってましたしね。
レースですから、このテのアクシデントは付きものなのかもしれません。四位騎手が下馬したというヤマニンシュクルが何事もなかったならいいのですが…。
もっとも、カワカミプリンセスが強いウマだったということだけはよっく分かりました。連勝街道はこのような不本意な形で幕となりましたが、まだまだ活躍できる素材です。次走に期待です。
フサイチパンドラ、いや…忘れてましたよ、もう1頭の「全然当てにならないけど、まともに走りさえすれば強いウマ」を*1。こんな形でのGI初制覇では嬉しくもなんともないかもしれませんが、とはいっても、スイープトウショウに先着して2着を確保したからこその「繰り上がり優勝」なわけですから、胸を張っていいかと思います。


ところで。
1991年に降着制度が制定されて以来、GIでの降着劇はこれが6例目なのだとか。


…というわけで。
まとめてみました。

…1着での降着は、あのメジロマックイーン以来15年ぶり、2例目なのだそうです。


1996年は自分が競馬を嗜み始めた年ですので、ノースサンデーのケースも、ヒシアマゾンのケースもTVで見てました。ノースサンデーは、2,400mが長かったのか、「すっかり疲れ切ってもう走れません…」とばかりにヨレヨレになって右に左に蛇行したように見えました。そのせいか、「騎手の責任によるところは少ない」と判断されて、通常「実効6日間」の騎乗停止が常(当時)だったにもかかわらず鞍上横山典弘騎手は「実効2日間」のみの騎乗停止処分しか受けなかったのをよく覚えています。
一方のヒシアマゾン。このレースでは勝ったダンスパートナーから数頭に流して馬券買ってたのですが、ヒシアマゾンは綺麗に消していました。「…ヤラれた」と意気消沈していたら、TVからレポーターのアナウンサーが「ヒシアマゾン降着です!」と叫ぶ声が。3位入線で2着に繰り上がったフェアダンスは…▲打って厚く買っていたウマでした。笑いの止まらない降着劇だった(あくまで「馬券上」のみですが)のをこれまたよく覚えています。


しかし。
3連単を買えば、3着馬が抜け。
馬連を買えば、2着(入線)馬が抜け。
どこまで「馬券下手」なんでしょうか、自分…。


★★カワカミプリンセスの連勝も5で止まったように、私の連敗も次戦で5で止めたいものです。人気blogランキング★★

*1:言わずと知れたもう1頭とはスイープトウショウのこと。

*2:現.阪神ジュベナイルフィリーズ