あら懐かしい
朝スポーツ新聞の競馬面をチェックしていると。
東京競馬場第6競走・2歳新馬(牝馬)戦に「2枠3番:オオヒメ」という名前のウマを見つけました。
「オオヒメ? ちょうど『吾妻鏡』読んでるときに奇縁な*1」と思いつつ、馬柱を見ると。
母の欄に「オジョウサマ」の名前が。
いや懐かしいですねえ。
昔HPやってた頃*2、ネタにしたことあったんですよ、このオジョウサマというウマ。
毎レース毎レース果敢に逃げるんだけど、最終的には脚が上がってしまいズブズブ沈んでしまう…そんなタイプのウマでした。自分が初めて彼女のことを知ったのは、デビュー4戦目、1998年8月1日、新潟競馬場第5競走・4歳(当時)未勝利戦のTVの実況中継を、ナニガシかの作業しながら音声だけ聞いていたときでした。実況アナが「先頭はいまだにオジョウサマ、オジョウサマが逃げる…」と連呼してくれて、おかしいのなんのって…。「悪い男か何かに追われているお嬢様(キャスト:酒井美紀)」のイメージが頭に浮かんで離れませんでした。
結局、逃亡空しく、オジョウサマは最後の直線で脚が止まり、後続馬に次々と抜かれてしまいました。自分の頭の中には「結局悪い男に捕まってしまって、あーんなことや、こーんなこと、あまつさえそーんなことまでされてしまうお嬢様」の画像が。まったく、昼間っから何考えてたんでしょう自分…。
その後、オジョウサマは、9戦1勝*3の成績を残して、繁殖入りとなりました。
自分自身も、すっかりこのウマのことは忘れていたのですが…。
こーんなところで再び思い出すことがあるとは思いもしませんでした。
競馬がブラッドスポーツであるゆえんです。
で。
オジョウサマのお嬢様であるオオヒメの成績は、18頭中10着。
ま、こんなもんでしょうかね。
母には似ず、差し脚質のウマのようです。
★★オオヒメの兄には「トンガリハウス」なるウマもいるらしい。人気blogランキング★★