混戦の3歳マイル戦、さて…結果は?

今日って、メジロドーベルの誕生日だそうですね。ドーベル自体は決してキライじゃなかったけど、ヤネの印象がとても悪かったのと、大好きだったキョウエイマーチの「敵役」演じざるを得ないシチュエーションだったこともあって、どうしても個人的には思い入れに欠けるウマです。すべて牝馬限定戦とはいえ「GI(級)5勝」は大したもんだと思いますが。それはさておき…。
先週の天皇賞・春で思いもかけずに「両目が開いた」ので気持ちよく臨める、NHKマイルカップの予想です。

◎13.ダイレクトキャッチ
○1.アサクサキングス
▲10.ローレルゲレイロ
☆5.マイネルシーガル
△15.ハイソサエティー
△12.シベリアンバード
△2.マイネルレーニア
△8.ゴールドアグリ


…去年も言いましたが、「府中のマイル」はかなり骨太なコースです。京都の1,600mとは違って、「マイルのスペシャリスト」よりは、むしろ「1,800m〜2,000mぐらいもイケるウマ」のほうが良績残すことがままあるものです。
そして、それに加えて決定的なファクターとして「本来トライアルであるはずのニュージーランドトロフィー(JpnII)ではあるものの、中山1,600mにコースが変わってからは上位馬はあまり良績残していない」という点を指摘しておきたいと思います。2000年に「中山1,600m」に変更されて以降、優勝馬がNHKマイルカップで連に絡んだ例は、2003年のエイシンツルギザン(2着)1頭のみ。優先出走権を得た上位馬は、本番では軒並み苦戦を強いられています。昨年こそロジック(同レース3着)−ファイングレイン(同レース2着)でしたが、それよりはむしろ、ニュージーランドトロフィーでは14着と大敗したもののNHKマイルカップ本番では2着に健闘したグラスエイコウオー(2001年)のような例に警戒が必要です。
という点を考慮に入れつつ、全18頭の調教映像をチェックしました。奇しくも、自分が「イイ!」と思った3頭は、いずれも前走1,800m〜2,000mのレースを使っているウマ。その中でも状態最高に思えたダイレクトキャッチに◎を打ちました。共同通信杯2着後、あえてここ1本に照準を絞って短期放牧に出したのも吉だったと思います。
アサクサキングス、本来はマイル向きのウマなのかもしれません。調教の感じからすると東京へのコース替わりも(2戦2勝!)有利となりそうです。
ローレルゲレイロ、実績は最上位で、これまたマイルが向きそうなのに加えて堅実な走りが期待できるウマです。前走皐月賞は「2,000mがやや長かった」のかもしれません。これら上位3頭はほとんど差がないと見ます。
ごっちゃん騎乗のマイネルシーガル、東京1,600mで勝った経験あるのは大きいですよ。ハイソサエティーは…これまた調教よさげでした。東京向きの走りでしたねえ。やはりキビキビ走っていたシベリアンバード、東京で重賞勝ちの経験あるマイネルレーニア…いずれも圏内です。
さて、骨折明けの実力馬2頭、ゴールドアグリと3.オースミダイドウですが…オースミダイドウは「もう1つ」に映りました。目標は「次」なのかもしれない…と読んで消しました。一方のゴールドアグリは…存外走りがシャンとしていたので、押さえまでに入れておきたいと思います。
今回は混戦模様で、印を打てなかったウマのなかにもいいのがいっぱいいたんですけどね。14.ピンクカメオとか(牝馬ならイクスキューズよりはむしろこちら)、18.ムラマサノヨートーとか、4.マイネルフォーグとか…。
(仮想の)馬券勝負ですが、今回も当然ワイドで。1.2.5.8.10.12.13.15.の8頭BOXを500円ずつ、さらに追加で1.10.13.の3頭BOXをもう500円ずつ、計15,500円で。


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