…いいときばかりではない。

「負けたときには何も書かない」というものナニですので。
今日のゲームについて。
(以後、このカテゴリについては、執筆は勝敗にかかわらず「気の向くまま」とさせていただきます。どうしても「勝ち試合に饒舌になること」のほうが圧倒的に多くなりそうですけど(苦笑))


…結果としては、仕方なかったんじゃないですか?
武田勝はよく頑張っていましたよ。8回完投1失点は、内容的には大いに賞賛されるべきです。それだけに…あの矢野謙次選手への1球だけは「もったいなかった」ですね。ここまで頑張ったのなら是が非でも勝ち星が欲しかったところでしょう。
今日は金刃憲人投手にしてやられました。4安打ですから…抑えられましたねえ。8回2死から田中賢介稲葉篤紀と連続して出塁して金刃投手を引きずりおろした場面での、セギ様のいい当たりの打球がサード――かつての盟友・小笠原道大選手の真正面に飛んでいったのがハードラックでした。セギ様を責めるつもりは全くありませんが、あそこで流れがジャイアンツに傾いていったかなあ…って。


まあ、打線が湿るときもたまにはあるでしょう*1
むしろ、こういうときに美技を見せて武田勝をバックアップしていた賢介、金子誠高橋信二の守備に光るものをも見出したい1日でした。


ただ。
ヒルマン監督の「9回代打攻勢」には…ちーっとばかり「うーん…」と思わされましたが。
小谷野栄一高橋信二金子誠のラインナップでしたよね。…「3人ともそのまま」か、いいところ「2人倒れたところで代打・坪井智哉」ぐらいでよかったんじゃないでしょうかねえ…。
マウンド上の上原浩治投手的には、かえって「…助かった」と思わせるような代打起用だったんじゃないかと思えてなりません。いくら今日沈黙していた(高橋信二は1安打打ってますよ)とはいえ、前記3人がそのまま出てきたほうが心理的にはイヤだったと思いますよ。「何かしでかしそう」な雰囲気的には。今季不調の木元邦之に至っては、あのプレッシャーのかかる場面での起用はむしろ「気の毒だった」とすら思えてなりません。


ともあれ。
最初に言っていたように「1勝1敗ならよし」です。
気持ちを切り替えて、ベイスターズとのホームゲームに臨んでいきましょう。
札幌の皆さんの熱い声援が後押ししてくれるものと信じています。


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*1:4月のように「これがデフォルト」になるのはカンベンですが。