夏を越え、乙女たちは秋に大輪の華を咲かせられるか?

メジロドーベルキョウエイマーチ」で馬連360円の固い決着となった1997年の再現か?
ブゼンキャンドル−クロックワーク」で馬連94,630円の大波乱となった1999年の再現か?
乙女たちの秋の陣は予測も難解な、秋華賞の予想です。

◎16.ウオッカ
○11.ベッラレイア
▲18.ローブデコルテ
☆13.ダイワスカーレット
△9.アルコセニョーラ
△15.クィーンスプマンテ
△14.タガノプルミエール
△2.ミンティエアー
△4.ザレマ

…トライアルを使うことができたウマと、ぶっつけになったウマと、「順調さ」という点で採否が分かれるところです。ましてや、「牡馬を蹴散らしての日本ダービー制覇」という64年ぶりの“大仕事”を成し遂げたウオッカが「ぶっつけ」で臨むわけですから、今回の予想もまた悩ましいところです。
で、自分の結論ですが…「上位馬は、みな状態よかった」ですよ。「波乱の要素は少ない」と見ます。
そんななか、◎を打ったのは…ウオッカです。「…このウマ、ジャパンカップ有馬記念もあるし、今回は仕上がり途上なんじゃないの?」という声をよく聞きましたが、追い切り見る限りはそうは見えなかったです。ライヴァル馬たちと比べてもピカイチ。「変則2冠馬誕生」の可能性は高いと見ました。
○はベッラレイア。間違いなく「鞍上に武豊を確保」したのは好材料です。ライヴァル馬を逆転できる要素があるとすれば、それは「武豊」の分の伸び代だと思うのです。
ローブデコルテ、海外遠征の際の一頓挫で軽視しようかとも思ったのですが、悪くないですね。状態はそれなりに回復していると見ました。
1番人気が予想されるダイワスカーレット、どうも追い切りでピンと来るものがなかったんですよねえ…。☆評価までしかつけられません。もっとも…「サックリ2冠達成」なんてことも実力的には十分考えられるところです。距離は…2,000mまでならOKなのではないでしょうか。
さてヒモ候補です。アルコセニョーラ…よかったですよ、追い切り。前残りの展開になれば俄然浮上する目もありそうです。
抽選で出走にこぎつけたクィーンスプマンテ、確定時には「…誰?」って感じの馬でしたが、これまた追い切り見たら「こいつは誰だ!?」と声上げさせられるほどの出来でした。惚れ惚れしました。「大波乱」があるとしたら…片棒はこのウマが担いでくれそうです。
タガノプルミエール、「条件戦とはいえ、この夏に古馬相手に勝利を収めた(ないし善戦した)ウマは秋華賞で好走する」というジンクスがあります。2000年ティコティコタックとか、2005年ニシノナースコールとか。状態のよさもさることながら、古馬相手の連勝を高く評価したいと思います。
ミンティエアーザレマ、これも状態面を考慮しての抜擢です。春の実績からして人気落ちしているのはオイシイところです。
泣く泣く切ったのは、17.レインダンスに7.ピンクカメオ。特にレインダンスは「いいと思ったウマのなかから、思い切ってあと1頭消す」という前回スプリンターズステークスでの反省を活かして切りました。これでやられたらスッパリ諦めます。ピンクカメオは…ごっちゃん何かしてくれそうですが、最終追い切りが案外だったのと、2,000mという距離に関して一抹の不安が残るので消しました。あと…前走紫苑ステークスで切れる脚見せて2着に入った5.ラヴカーナも印は打たなかったものの不気味です。
(仮想の)馬券勝負ですが、やはり今回もワイドで。11.13.16.18.の4頭BOXを1,500円ずつ、11.13.16.18.から2.4.9.14.15.に5頭限定ながしをそれぞれ400円ずつ、そして2.4.9.14.15.の5頭BOXを100円ずつ、計18,000円で。


★★「今年は、存外固く収まる」と見ているのですが…。人気blogランキング★★