それでも気持ちのいいレースだった。

「まあ、馬場が悪かったからね」とか。
「スローの展開が向いたね」とか。
「中山得意だしね」とか。
そんなの関係ありません。


「あれだけの勝ち方ができるウマは、強い」ってことだと思うんですよ。


マツリダゴッホ、天晴れでした。
追い切り最高だったのに「…ないだろ」と先入観で消したのが恥ずかしくなるくらいの完勝劇でした。


ジャパンカップ組は、ポップロックの5着が最高でした。
もしかしたら、見た目以上に厳しいレースだったのかもしれませんね、今年のジャパンカップ
メイショウサムソンが8着に敗れたのも、そのへんに原因を求めると腑に落ちるんですよね。「スタートしてから、押しても引いても動かなくて、あの位置取りになってしまった」という武豊騎手のコメントを聞いて、真っ先に思い出したのは、1992年に11着に惨敗したトウカイテイオーの姿でした。あのときのテイオーも、松元省一調教師によると「ジャパンカップで厳しいレースをして勝った、その反動が来てしまった」とのことでしたし。
ダイワ2騎はスローペースと先行有利の展開に助けられましたね。それでも、ダイワスカーレットは大したもんだと思います。マツリダゴッホ以外のウマには結果かわされていないのですから。来年が楽しみですね。ダイワメジャーは頑張ったんじゃないでしょうか。この向かない距離で2年連続の3着は大健闘だと思います。無事の引退、種牡馬入り、何よりでした。


さて馬券勝負ですが。
3勝8敗*1は春と同成績ですが。
赤字は74,990円と春に比べて20,500円も増える形となりました。
前年比でも4,400円の増です。


何はさて置いても。
「最後に切ったウマが馬券に絡んで負ける」という詰めの甘さが頻発したのは猛省です*2
来年に向けての課題とします。


★★でも「◎22連敗」じゃ勝てないか。人気blogランキング★★