私的2007年JRA賞各部門別受賞馬

というわけでして。
昨年もやらせていただきました(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20070109#p1)。
一昨年もやらせていただきました(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20060107#p1)。
今年もやらせてください。


あくまで私の独断と偏見で選ぶ「私的2007年JRA賞各部門別受賞馬」です。
毎年同じこと書いてすみませんが*1、「予想ではない」という前提でお読みいただければ幸いです。


・2007年度代表馬ダイワスカーレット
…例年以上に混戦になると思います。自分も最後までアドマイヤムーンとこちら、どちらを選ぶか迷いました。でも、最終的にはスカーレットのほうを。確かに「同じGI(級)3勝でも、スカーレットは全て牝馬限定戦」はマイナス材料ですが、「古馬牡馬に混じっての有馬記念2着」「今年パーフェクト連対」は評価に値すると思います。
最優秀2歳牡馬ゴスホークケン
まあ、順当に考えてこのウマでいいですよね。マイルまでならこのウマもよさそうですけど…クラシック戦線となると俄然「混戦ムード」ですね。まだまだ「超新星」誕生の余地は充分と見ます。
最優秀2歳牝馬トールポピー
こちらも順当ですよね。「父:ジャングルポケット」となると…オークスまでいけそうな予感も。ただ…牝馬戦線のほうもまた「新星誕生」「巻き返しを達成するウマ」が出てきそうな予感もあったりするので、今後の様相はじっくりと注目していきたいと思っています。
・最優秀3歳牡馬:アサクサキングス
ウオッカに「64年ぶり牝馬ダービー制覇」を成し遂げられてしまった昨年の3歳牡馬。迷いますが…ここは、日本ダービー2着馬にして菊花賞馬のこのウマで。明けて4歳となったこの世代の牡馬の今後一層の奮励努力を期待せずにはいられません。
・最優秀3歳牝馬ダイワスカーレット
しかしウオッカは運がないですね。普通牝馬でダービー勝ったら文句なしでこのタイトル取れるはずですよ。考えてみれば、ピンクカメオ、ローブデコルテ、アストンマーチャン…もうこの世代の牝馬はGI馬5頭ですよ。「ゴールデンエイジ」ですね。
・最優秀4歳以上牡馬:アドマイヤムーン
メイショウサムソンとの一騎討ちになると思いますが…ここは素直に「GI(級)勝利数」を優先、ということで。アドマイヤムーンはドバイで勝ってるのもプラス材料ですよね。不利を受けた天皇賞・秋以外に大崩れがなかったのも。
・最優秀4歳以上牝馬フサイチパンドラ
普通はヴィクトリアマイルコイウタなんでしょうけど…コイウタってこのレースしか勝ってないですよね。あとのレースも惨敗少なくなかったですし。ここは、GIは2着が最高でも、牡馬相手に安定感あるレースを続けていたフサイチパンドラのほうをあえて。
最優秀父内国産馬ダイワスカーレット
ここも「父:アグネスタキオン」のこのウマしかいませんよね。しかし…この「幻の3冠馬」、恐ろしい種牡馬になっていきそうな予感です。ところで…来年以降もこの賞は継続になるんでしょうかね? マル父のレースなくなるって聞いたんですけど。
・最優秀短距離馬:ダイワメジャー
2年連続でこのウマで文句なしでしょう。結果的に「GI(級)5勝」、ラストランの有馬記念でも「2年連続3着」でしたし。このウマが喘鳴症を患ったとき、誰が今日の彼を予想しえたでしょうか。本当に頭が下がります。
・最優秀ダートホース:ヴァーミリアン
JBCクラシック、ジャパンカップダート東京大賞典ハットトリックはお見事でした。本当に強くなりましたね、このウマ。もはや陣営的には「あの砂漠の国でのリヴェンジ」しか見えていないのではないでしょうか。
・最優秀障害馬:メルシーエイタイム
「3度目の正直」で制した中山大障害は見事でした。ぜひ今春カラジの「中山グランドジャンプ4連覇」を喰い止めてください。毎年語っているのですが、2008年も、全ての障害馬が故障なく、無事にレースを終えることを祈っています。
・特別賞:ウオッカ
…そりゃこれぐらいの賞をあげなかったらバチ当たりますよ(笑)。なんてったって「64年ぶりの偉業」ですから。「…ダイワスカーレットと同期でなければ」というべきなんでしょうね。


…さて。
私の2008年ウマライフですが。
ちょっとした動きが出てくる見込みとなりました。
それはまたいずれ追って報告させていただきますということで。


★★自分の馬券勝負はともかくとして、2008年も名勝負の数々が見られるといいと思います。人気blogランキング★★

*1:その理由は…そうです、この部分がコピー&ペーストだからです(笑)。