買いました!

↓ちょんまげ最中!


ちょんまげ最中については。
ホームページ「和菓子街道」様に詳しい記述が掲載されていましたので(http://www.trad-sweets.com/Hiratsuka/Hiratsuka-frame.html)。
転載させていただきます。

また、この馬入力餅と共に弘栄堂の名物菓子として親しまれているのが「ちょんまげ最中」だ。その昔、相模国府祭の夕方、相模一之宮の寒川神社の神輿をかつぐ若者たちと、平塚新宿八幡宮の神輿をかつぐ若者たちが、東海道を通って帰途につく途中、些細なことから諍いを起こした。口論はやがて大乱闘へと発展し、神輿は川に落ち流されてしまった。どちらの側にも怪我人がたくさん出たが一之宮の神輿に狼藉を働いたことはけしからぬとして、代官の江川太郎左衛門は馬入村の若者たち16人に死罪を言い渡した。
ところが、処刑当日、代官が斬り落としを命じたのは16人の首ではなく、そのちょんまげだった。罪を憎んで人を憎まず。悔い改めている若者を殺してはならじと、髷を切ることによって斬首に代えたのだ。代官のこの情け深い処置に、死罪を免れた若者たちはもちろん、村人たちもみな、涙にかきくれたという。
これは、文化2年(1805)か、あるいは天保2年(1831)の頃に実際に起こったできごとと言われており、前出の蓮光寺には今でも若者16人のちょんまげを埋めた丁髷塚が残されている。この故事に因んで三代目のご主人が考案したのが、ちょんまげ最中である。
「以前はどこにでもある普通の最中を作っていたのですが、地元に関連したものを作ろうと考えていたところ、この故事を思い出したのです」
刻み栗入りの粒餡と、白餡の2種類があり、角型の最中皮には「ちょんまげ」と「弘栄堂」の文字。当地に伝わるこの故事から学ぶことができる教訓を伝えてくれるこのお菓子には、地元を大切にする弘栄堂のご主人の気持ちも込められている。

なるほど。
ただ単においしいだけでなく、ワタクシの日本史マニア的ツボまで心得ていらっしゃる銘菓ですこと。
江川太郎左衛門まで出てきてしまう始末ですから(笑)。


★★韮山反射炉のヒトですよ。もしかしたら親父のほうかもしれないけど。人気blogランキング★★