日本史(小)

1日経ちました。

顔面絆創膏だらけで横たわる自分を「…井上馨みたい」と思うほどに日本史マニアな自分ですこんにちは。 ただ。 井上馨と自分、決定的な違いがあります。 全身50箇所以上膾のように斬られて九死に一生を得た井上馨と違って、自分は首から下は無傷だという点で…

とてつもない夢見ました。

また橿原周辺に現地調査に出掛けたら、地下鉄が開通していて。 駅から上がったら、そこは神武天皇陵の拝所だった…という夢。 ★★…まずどこからツッコんでいけばいいのだろうか? 人気blogランキング★★

こりはスゴい。

「クワガタ:太古も子供たちの人気者だった? 縄文時代の全身発見――奈良・秋津遺跡」(http://mainichi.jp/select/science/news/20110525dde041040075000c.html) 奈良県立橿原考古学研究所は24日、同県御所市の秋津遺跡で、縄文時代晩期(約2500〜2…

思わぬ掘り出し物。

午後休暇を取って。 「開場100周年」を迎えた帝国劇場まで『レ・ミゼラブル』を観に来ています。 感想戦は翌日以降のエントリに譲るとして、開演前の1コマ。 日比谷公園で。 ↓こんなん見つけました。 「フィリピン独立の英雄」ホセ=リサールの胸像です。 …

飛び道具が飛んできた。

昨日の話です。 終業後。 妻と車で帰宅している最中。 突然、妻に日本史の問題を出題されました。 「本堂・塔・大門の3つ全てが国宝に指定されているお寺は日本に2つしかありません。1つは奈良の法隆寺ですが、もう1つはどこ?」 …サパーリ分かりません…

2か月経ちました。

何事もありませんように…と日々祈りながら暮らし続けていますが。 14時46分には、仕事中ではありましたが、そっと心の中で今回の震災で犠牲になられた方の冥福を祈りました。 そして、今日は彼の命日でもあります。 空の上から、地震からこっち大騒ぎになっ…

「鬼千匹」ではなかったと思うのですが…。

というわけで。 昨日予告した、難波小野王についてのネタです。 …とはいっても。 そんなに艶っぽい話ではないんですよ(笑)。 難波小野王は。 昨日のエントリでも紹介したように、顕宗天皇の皇后だった女性です。 出自については、『日本書紀』では「磐城皇…

久しぶりに濃い夢を見た。

夢の中で。 下着姿の美女が抱きついてきながら。 耳元で、艶っぽく「…ねえ、古代史のネタ教えて」と囁いてきました。 それに対して自分が即答したのが。 「顕宗天皇の皇后に難波小野王という女性がいたんだけど…」というネタ。 他にいろいろあろうに、なぜ「…

しばし日本史マニアの戯言にお付き合いください。

ここのところ。 やたらと、「天誅」が横行していた幕末期のことが思い出されてなりません。 震災、特に原発関係に関して。 事態が全く動かない、好転しない現状に対しての閉塞感によるものなのかもしれないなあ…と自己分析しています。 遅々として進まない対…

表題絡みで調べていたら…

樺太庁の第2代長官が床次竹二郎だと知って軽く驚き*1。 ちなみに。 初代長官は、楠瀬幸彦だそうです。 後に、第1次山本権兵衛内閣で陸軍大臣を務めた人物なんだとか。 床次も後に内務大臣、鉄道大臣、逓信大臣を歴任してますし。 「未来の大臣」のポストだ…

日本史的小ネタ2連発

【その1】 とある特定の2つのものが入れ替わりで続く、相撲で言うところの「ヌケヌケ」*1に当たる状態のことを。 自分はよく「桂→西園寺→桂→西園寺→桂だな」と例える。 【その2】 歴代内閣総理大臣のなかで。 1番パンチの利いた名前は「山本権兵衛」だと…

絶賛療養中

ベッドに身体を横たえてひねもす寝ていると。 時々、ふっと「身体は病気で動かないのに、頭だけが不思議と冴え冴えとしてくる瞬間」が訪れることがあります。 (自分だけ?) そんなときは。 またとない機会なので、たまっている日本史系の蔵書を一気に読破…

こんな時代が来るとは…

今週発売の『FLASH』に「天皇家の墓「17のタブー」」という記事が掲載されているという新聞広告を見て。 「…どうせまたいい加減な記事なんだろうな」と、他流試合をする剣客のような心持で購入して読んでみました。 …想像していたよりは遥かにまともな記事で…

急な話ですが…

週末に、また京都方面に旅立つことになりました。 土曜日は、旧友たちと遊んでもらい。 日曜日1日で現地調査を掛ける予定です。 今回も車で行こうかと思ったのですが。 降雪で道路事情が悪化する危険性も少なくないことから、妻の計らいで新幹線で行かせて…

困る!

どうしてこんな面白そうな本をオススメしてくるんだAmazonは! 買わずにいられなかったじゃないか! 『京都の近代と天皇――御所をめぐる伝統と革新の都市空間 1868〜1952』(伊藤之雄:千倉書房) なかなかに時間ないのですが。 間を見て読み耽りたいと思いま…

明け。

毎年元日は1日が慌ただしく過ぎていきますね。 今年は豆台風がいるもんだからなおさら*1。 …というわけで、改めまして、今年もよろしくお願い申し上げます。 年を経るごとにますます過酷な状況の中でタスクをツブしていくことを余儀なくされている自分です…

今回はウンチクばかりのエントリかもです。

今日の表題「日露和親条約締結(安政元年・1854年)」に関してです。 この「安政元年12月21日」というのは。 太陽暦に直すと「西暦1855年2月7日」に当たります*1。 そう…現在「北方領土の日」とされている日です。 (ちなみに…我々夫婦が結婚式をした日で…

日常の雑踏の中で忘れていた。

今日って…討ち入りの日じゃん。 仕事だ育児だでバタバタしていてすっかり忘れてたよ。 そういえば、弊ブログ草創期に不定期連載していた「壮士の最期」シリーズ、未完のままだった…。連載再開はあるのかなあ…。いや、その前に現地調査のレポート完済だろ。 ★…

深い…

娘が生まれた年から。 「ほぼ日刊イトイ新聞」が出している「ほぼ日手帳」という1日1ページのダイアリーに育児記録を残しています。 その手帳。 欄外に「日々の言葉」というちょっとした格言的なものが掲載されているのですが。 その12月1日の項に、こん…

前からやってみたかったんですよ、こういうツイート。

神武天皇陵なう。 twitterは写真の添付のし方が分からなかったので。 やむなく、mixiボイスのみでアップ。 …ほぼノーリアクションでした。悲ちい。 昨日とは一変。 暖かく穏やかな1日です。 明日仕事だから、ほどほどにして神奈川に戻る予定です。 ★★神武天…

また旅立ちます。

22日・23日と。 1泊2日で、また京都・奈良方面に現地調査に出掛けてきます。 夏の現地調査のレポートも、全然滞った状態になってしまっています。 ただ写真をアップロードするだけなら造作ないんですが、それぞれの陵墓に説明文を書くとなると…どうしても…

寒い夜です。

新暦と旧暦の違いこそあれ。 あの年の11月18日も寒かったみたいですね。 慶応3年(1867年)。 あの「油小路の決闘」が行われた夜。 道路の辻に放置された伊東甲子太郎の遺体は、流れ出た血が寒さで凍りつき、袴などはパリパリの状態になってしまっていたら…

待ってました!

Amazonで予約して以来、到着をいつかいつかと待ち焦がれていた書籍が、待望のアライヴァル。 『歴史のなかの天皇陵』(高木博志・山田邦和:思文閣出版) 弊ブログではすっかりおなじみの『平安京閑話』の山田邦和教授と、『陵墓と文化財の近代(日本史リブ…

「退屈な日常生活に潤いを」をコンセプトに…

保育園に持っていく娘のオムツに名前を書き入れるときに、ちょいとしたネタを仕込んでいるのですが。 今回用意したネタは。 ↓こんなん。 (名前を書いた部分は消させていただいてます) …なぜ今『独眼竜政宗』? 平成生まれであるという娘の担任保育士たちに…

全国の福山雅治ファンから石投げられそうなエントリ。

『龍馬伝』見ながら。 娘のお絵描きに付き合っていたのですよ。 で。 思わず描いてみたのが。 ↓コレ。 …いくらなんでも、これはヒドすぎ。 福山は言うまでもなく、本物の龍馬にも、「龍馬かぶれ」の武田鉄矢にもまるで似てないし。 「やっぱり自分に絵心はな…

うーん…

「小倉城:ピンク色にライトアップ 乳がんの撲滅アピールで」(http://mainichi.jp/select/science/news/20101030k0000m040128000c.html) 北九州市小倉北区の小倉城が29日、ピンク色にライトアップされた。乳がんの撲滅、早期発見の啓発活動をするピンク…

熱にうなされつつ

考えていたことを。 徒然に物したいと思います。 実は。 紫式部がキライです。 『源氏物語』で卒業論文を書いた身なのですが。 紫式部より、断然清少納言派です。 世の中の評価は。 多分「紫式部>清少納言」なんだと思います。 清少納言がバッシングを受け…

思わぬところで日本史トークが。

ここんとこ。 奥歯が悪くなって、また歯医者に通っています。 主治医の先生とは、高校生の頃からの長い付き合いです。 雑談しながら治療を受けていたのですが。 ふと「…平城京からいろいろ遷都した時期あったじゃない? あれ言える?」と質問を受けました。 …

これは大発見!

「古今和歌集:鎌倉初期の写本と判明 甲南女子大所蔵」(http://mainichi.jp/enta/art/news/20101021k0000m040074000c.html) 甲南女子大(神戸市東灘区)は20日、所蔵する「古今和歌集」の写本が、鎌倉時代初期のものと判明したと発表した。一首の欠けも…

『おてんば珠姫さま!』

なる漫画が、『アクタス』(北國新聞社)誌上で連載されているのを、ひょんなことから知りました。 作者の大西巷一さんのブログはこちら(http://blog.livedoor.jp/koichi0024/)。 「…おっ、なかなかシブいところを攻めてくるじゃないの」と、マニア心をく…