ヤネとウマのあいだ

3連単7,002,920円という「大荒れの桜」で終わりましたね。
レジネッタ、「3着ぐらいならあるかな…」と思っていたのですが…してやられました。よくよく思い出してみれば、阪神ジュベナイルフィリーズでは○を打った馬。軽視しすぎていました。


いや、軽視の原因はたった1つだったと思うんですよ。正直言って。
「…でも、鞍上小牧太だろ?」。
そんな気持ちが自分たちの間にあったのは、厳然たる事実です。
いつから「小牧はGIでは勝てない」と思い始めていたのでしょうか、自分を含めたみんな。ペールギュントで1番人気を裏切った2004年朝日杯フューチュリティステークス以来? 確かに、ここまでGI48連敗、最高位だって3着(2004年朝日杯フューチュリティステークスペールギュント)、2006年阪神ジュベナイルフィリーズルミナスハーバー))でしたし。昔の上司との予想会でもよく「…いいウマなんだけど、今回は小牧だしなあ」と印を外したりし続けてたんですよね。
そんな彼が、悔しい思いを繰り返しつつ、桜の大舞台を射止めました。
一瞬仕掛けを遅らせて、レジネッタの豪脚を引き出した、非の打ちどころのない素晴らしい騎乗だったといえるでしょう。
嬉し涙に暮れて「今日は吐くまで飲みたい」と語っていた小牧騎手、昨日は吐くまで美酒を満喫したのでしょうか?


2着のエフティマイア、ハッキリ言って眼中なしでした。前7頭と後ろ10頭が完全に分断される展開の7番手につけて、直線向いてから一気に抜け出した脚のスゴさは「…ここ6走の不振は何だったの?」と思わず言いたくなるものでした。新潟2歳ステークスで牡馬を一蹴した力は伊達ではなかったということなのでしょう。
ソーマジック、強かったと思いますよ。後方グループでこの着順取ったのはソーマジックだけですし(もっとも、後ろ10頭のなかではオディールと並んで前にいましたけどね)。4コーナー回った辺りでオディールと接触したようにも見えたのですが…それでもこの伸び。納得のレース内容でした。オークスではもっともっとよくなるはずです。
トールポピー、池添騎手がレース後語っていたように「−10kgが影響していた」のかもしれません。この時期の牝馬って、本当に難しいですね。ただ、距離が伸びてよさそうなので、この1敗で見限るのは総計だと思います。自分、これから先、余程のことがない限り、オークスでもトールポピーソーマジックを◎○にするつもりでいます(両馬の順番は逆転するかもしれませんが)。
…さて、最後に「引かれ者の小唄」のコーナー。レジネッタに△打っとけば、ワイド13−15の5,880円取れてたのになあ…。これで開幕3連敗。しかも…負債がちょっと致命的なぐらい大きくなってきています。実際に馬券を買っているわけではないので実害はなしですが…プライドはズタズタに近い状態です(苦笑)。皐月賞も混戦ムードなんですよね…。


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