ちょっとばかし人生観の変わる出来事でした。

前日から腹具合が渋り気味ではあったものの。
その時が来るまで、自分、極めて平穏に、何事もなく訥々と仕事をこなしていました。


突然。
みぞおちから胸の真ん中、のどの辺りに至るまで、締め付けるような痛みが走りました。
「これは心疾患だ!」、咄嗟に思った自分は「このまま生命の危機を迎えたらシャレんならん」ということで、すぐ職場の保健室へ直行。
ソッコーで病院送りとなりました。


病院で。
すぐさま心電図取って、胸部レントゲンを撮ったのですが。
痛みの割には、どちらにも異常はありませんでした。
問診の結果、ドクターが出した所見は「以前に患った逆流性食道炎の再発で痛みが走ったのだろう」とのこと。
なるほど、たしかに「締め付けるような胸の痛み」は逆流性食道炎の主訴です。
1月に胃カメラ飲んだとき、胃潰瘍4つが見つかったことばかりに気を取られていましたが、確かに逆流性食道炎も指摘されていました。胃の噴門部から食道にかけて赤くただれた写真とか見せられましたし。
ここのところ、体調崩して胃腸も弱っていたので、一気に再燃したのではないか…ということでした。


薬もらって、帰宅して。
ふと考えました。


今回はたまたま逆流性食道炎だったからよかったものの。
これが本当に心疾患とかで。
最悪、自分の人生にこれでピリオドが打たれる…というような事態になったとして。
自分は、この世に何を為し、何を残してきたのだろうか…と。
つまるところ、自分は何を為し、何を残すためにこの世に生を受け、今を生きているのだろうか…と。


生命の終わりは、何の予告もなく襲ってくることも少なくありません。
だとしたら、いつ「そのとき」が来たとしても悔いを残さないように、日々懸命に生きていくこと。
そして「生きた証」を残すこと。
これこそが、人として生を受けたからには果たさなくてはならない責務なのではないでしょうか。


最近。
体調不良にかまけて、もろもろのタスクをサボっていた自分ではありましたが。
今日のこの出来事を教訓として、全力で生きていかなくてはならないと固く固く誓った次第です。


…まあ、今日明日は騙し騙し仕事をこなしつつ早寝に努めようと思いますが。


★★スクーリング用のレジュメ作成も中断したままだったなあ…。人気blogランキング★★