これぞ短期決戦!

第1ステージ突破!!!!!
まずはめでたい限りです。


勝利の女神は、よほど日本ハムに肩入れしてくれたかったんだなあ…」とついつい思ってしまうような試合内容でした。
日本ハムに限って、微妙な当たりがヒットになったり、オリックスの選手のエラーを誘ったり。
ていうか…オリックスの選手たち、緊張でもしていたのでしょうか? 次から次へとポロポロこぼしてくれて。通常ではありえない守備の数々でした。
「短期決戦は、ミスの少ないほうが笑う」という格言を改めて思い知らされました。


印象的だった選手は。
やっぱり坪井ですかね。
4打数4安打。ホント、シーズン中の憂さを全てここで晴らすような大車輪の活躍です。
今回は稲葉のケガ(←大丈夫なんでしょうか…)で出番が回ってきた形ですが、これだけ「ここ1番の強さ」を見せられる選手なのですから、第2ステージ、さらに日本シリーズともっとガンガン使ってもらえれば…と思うのです。
昨年から自分、「ここ1番では坪井に助けられる場面少なくないはず」と力説している次第でして…。


その坪井ですが。
本人のブログによると、来年もチームに残留するようオファーを受けたようです(http://www.tsuboi-blog.com/2008/10/post_43.html)。

某新聞で既に報道されてしまったみたいですが、
来季もファイターズで野球ができる事になりそうです。
先日球団と話し合いの場を設けて頂きました。
正式に書類などの手続きを交わした訳では
有りませんが、球団側から
『コチラ側としては来季も戦力として契約したいと
 思ってるけど、FA権はどうしますか!?
 (行使しますか?)』
と、ありがたい話を頂きました(笑)
もちろん、
『権利を使ってお金をどうこうしようとか、
 他の球団に行って野球をやろうとは全く
 思っていません。』
と伝えましたが。
正直言うと球団から呼ばれた時は『もしかして・・・』
って思ったんです。悪い意味で。
今年はシーズン序盤から調子が出ずファーム落ちし、
調子が上がってきた頃に怪我をしたりしてたので。
2年前から、球団関係者から電話がかかってきたり、
『チョッと話が・・・』って言われると、変な汗が
出てくるんですよ(汗)
全身の毛穴が開く感覚がして、心臓が高鳴りだし、
頭の中がシュワシュワ白くなる・・・。

…自分から言わせれば「残留は当然」の一言です。
今年の成績のこともあるので、ダウン提示はまあ仕方ないにしても、絶対チームに引き留めるべきだ…と考えていた矢先のニュースだっただけに「ナイス球団!」と思わず口をついてしまいました。
坪井にしてみれば、どうしても2年前の「悪夢」を忘れられないと思いますし、そりゃ「変な汗が出てくる」のは道理だと思うんですよ。でも、今回はいいニュースでよかったなあ…と思っています。


坪井にしても。
昨年左翼のレギュラーを張っていた工藤隆人にしても。
もっともっと出番があればうんと活躍してくれるはずなのになあ…とどうしても思ってしまいます。
今年梨田監督が辛抱強く使い続けてブレイクした糸井嘉男は、確かに肩は強いし、足も速いし、大きいのも打てるのは魅力です。でも、まだまだ「荒削り」なんですよね。彼の経験不足を補完する意味でも、坪井、工藤(あと紺田も)の存在は大きいと思うのです。
多少乱暴な意見かもしれませんが、このまま稀哲が調子崩したままならば、いっそのこと「(左)坪井、(中)糸井、(右)工藤」という布陣も試してみる価値はあるのではないでしょうか。もちろん、稀哲の守備と、何よりムードメーカーとしてのキャラクターは高く評価されてしかるべきところですが。


さて。
勝って兜の緒を締めよ。
まだまだ戦いは続きます。


西武との第2ステージ。
カギとなるのは「いかに失点を抑えるか」だと思います。
「少ない好機を生かして、接戦をものにする」日本ハムの野球で、打線強力な西武を封じてもらいたいと願っています。
そして…北の大地で待っているファンのもとへ凱旋してもらえれば。


★★嬉しい勝利ですが、まだまだ「通過点」に過ぎません。人気blogランキング★★