炸裂

3連単、10,982,020円。
4,896通り中、4,275番人気。


秋華賞は。
11番人気−8番人気−16番人気で、歴代3位の高配当という超万馬券の決着に終わりました。


ブラックエンブレム
今回はないと思っていたんですよ。
前走はいくらなんでも負けすぎだし(道悪が理由だったようですが…)、追い切りもパッとしなかったし。
オークス4着の実績をもってしてもどうかなあ…と自信持って消した結末がこれでした。


3着のプロヴィナージュ、やっぱり出来よかったんですね。
彼女が土壇場で出走を決めたことによってエアグルーヴの娘ポルトフィーノが除外となったことから、小島茂之調教師は自身のブログで心ない中傷を数多く受けたということですが(そもそも、賞金上位の馬が出走すれば下位の馬が弾き出されるのは至極当然のことであって、叩くこと自体全く理解できません)、この結果なら万人が納得することでしょうね。
ブラックエンブレムとの2頭出しで臨んだ秋華賞で、1−3フィニッシュ。またとない結末に、心から祝福を送ります。


もう1人。
リーマン・ブラザーズの倒産で、現在は無職だという、ブラックエンブレムの馬主の田原邦男さん。
同じ小島茂之厩舎に所属していて、競走中に心臓麻痺を起こして世を去った、ブラックエンブレムの2歳上の姉ロイヤールハント。彼女の馬名「ブラックエンブレム」は、母ヴァンドノワールの「ノワール→黒」と、父ウォーエンブレムの「エンブレム」とを組み合わせたものですが、同時に姉を弔う「黒い紋章」という意味が込められているのだそうです。ドラマですね。


今回不本意な結果に終わったクラシック馬2頭。
特にトールポピーには、日和った末に重い印打ったことを後悔させられることしきりでした。本調子にないようですね。
レジネッタもまたしかり。いいときにはもっとはじけるウマです。


というわけで。
今回は箸にも棒にもかからなかった馬券勝負。
仕方なかったとはいえ、2連敗スタートです。
心は既に菊花賞へと飛んでいる始末でして…(←進歩がない)。


★★秋華賞って、ガッチガチか大荒れかどちらかですよね。人気blogランキング★★