府中の森に、響けレクイエムよ…

あの日からちょうど10年が経ちました。
新旧ダービー馬対決、女傑復活、GI(級)馬5頭を含めて出走17頭全頭が重賞勝ち馬という最高の舞台を。
あの稀代の快速馬は、雲の上からそっと見守っていてくれているのでしょうか。
全頭無事に、そして素晴らしいレースを見せてもらいたい、天皇賞・秋の予想です。

◎14.ウオッカ
○2.ディープスカイ
▲12.タスカータソルテ
☆17.ドリームジャーニー
△3.エアシェイディ
△16.カンパニー
△5.サクラメガワンダー
△13.オースミグラスワン


…さすがにこれだけのレースに出るクラスのウマとなると、最終追い切りはほぼ全頭が「いいねえ」と言わされる出来でした。しかし、そのなかで唯一「…どうしちゃったの?」と思わされたウマが1頭。7.ダイワスカーレットです。
実は、自分、当初からダイワスカーレットは無印にする予定でした。故障明けでいきなりGI、ウマを使えるだけ使う「あの厩舎」がトライアルにも出すことができなかった、というファクターを鑑みると「本当に素晴らしいときのダイワスカーレットの出来からは1ランク落ちるんだな」と判断したからです。まあ…これだけのウマですと「1ランク落ちて他のウマとイーヴン」ということもあるのかもしれませんが。最終追い切りの内容如何によっては当初の予定を変更して○まで打つつもりはあったのですが…この内容では。一応800m53秒1は出ているんですけどね。いかにも後半流してはしったような気がしまして。何度も何度もウオッカの追い切りと交互に見たうえでの「初志貫徹」です。
で、ウオッカ。素晴らしいです。前走もレース後賛否両論ありましたが、自分はトライアルとしてはあれでよかったのだと思っています。武豊も最初から勝負を投げてああいうレースをしていたわけではないはずです。あの毎日王冠スーパーホーネットが100%以上のレースをしたんだと思います。で今回。惚れ惚れしました。鉄板と言っていいでしょう。
あえてこちらに矛先を向けてきたダービー馬ディープスカイ。出来うる最大の準備は整った感じです。状態いいと思います。あとは…「古馬の壁」がどの程度のものかというだけのレヴェルでして。さすがに今回は相手も今まで戦ってきた相手とは数段上のレヴェルではなかろうかと。
タスカータソルテ、これまた状態完璧に映ります。札幌記念から直行というローテーションも好意が持てるところです(エアグルーヴヘヴンリーロマンスが勝ったときと同じですね)。「初GI制覇!」ならばこのウマが最短距離にいるのではないでしょうか。
ドリームジャーニー、完全に復調したようです。動きもキビキビしていましたし、直線長い府中は向きそうです。2年連続銀メダルだった父の無念をぜひに。エアシェイディ、これまた悪くないです。最近は安定していますし。やや最後の最後で決め手に欠けるきらいのあるこのウマをごっちゃんがどう御すか楽しみです。
カンパニー、万全ならこんな印を打っていい馬ではありません。前走で大幅に減った馬体重をどこまで戻せているかがカギですね。追い切り見ていてどうしても消せなかったサクラメガワンダーオースミグラスワンまで押さえます。
(仮想の)馬券勝負ですが、今回は自信を持って馬連でいきます。14.から2.12.17.への3頭限定ながしを5,000円ずつ、さらに追加して14.から3.5.13.16.への4頭限定ながしを1,000円ずつ、計19,000円で。予想はウオッカと心中です。


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