いざさらば!

昨年(2008年)の有馬記念8着を最後に、現役競走生活に終止符を打ったメイショウサムソン
そのチャムチョンが、住み慣れた栗東を後にして北海道に旅立ったようです。


「サムソン、種牡馬生活に向け北海道へ」(http://www.sanspo.com/keiba/news/090108/kba0901080502002-n1.htm

有馬記念8着を最後に引退したGI4勝馬メイショウサムソン(栗・高橋成、牡6)が7日、けい養先の北海道安平町の社台スタリオンステーションに旅立った。
高橋成調教師ら厩舎スタッフ、報道関係者を含め、約20人を超える人々が見守る中、午前10時過ぎに出発。馬運車に乗り込む際、栗東トレセンとの別れを惜しむかのように。周囲を悠然と見渡していた。
出発を見届けた高橋成調教師は「元気に帰っていったし、たくさんの人に見送ってもらってサムソンは幸せや。ただ、いなくなるとやっぱりさみしいもんやな」としんみりと話した。今春から種牡馬生活に入り、初年度の種付け料は250万。2012年にはサムソンの子供たちがデビューする予定だ。


(写真:北海道へ旅立つメイショウサムソンとの別れを惜しむ高橋成忠調教師(撮影・山田喜貴))

「サムソン社台SSへ 将来は「バトラーの子も」」(http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/01/08/04.html

昨年の有馬記念(8着)を最後に引退したメイショウサムソン(牡6=高橋成)が7日、栗東トレセンから北海道・安平町の社台スタリオンステーションへ旅立った。約2年間、慣れ親しんだ厩舎が名残惜しいのか、馬房からなかなか歩き出そうとしなかったが、スタッフに促されて馬運車へ。高橋成師は「みんなに見送ってもらえて幸せな馬。今は戦う時とは違い、険しい顔をしていない。寂しいけど、よく頑張ってくれた」と目を潤ませた。種付け料250万円(受胎確認後)の設定で種牡馬生活をスタートさせるが「(同厩の)メイショウバトラーとの間に子ができたら楽しみ」と夢をはせていた。


(写真:メイショウサムソンは住み慣れた栗東を離れ、種牡馬として北海道へ旅立つ)

…チャムチョンは最後まで「癒し系」でしたね。
高橋成忠調教師との別れを惜しむ表情、なんとも言えません。


馬運車に乗りこむとき立ち尽くしたというチャムチョン。
これで栗東にはもう2度と戻らないということを知っていたのでしょうか…。


5歳時は結局1勝も上げることはできませんでしたが。
それでも、クラシック2冠や天皇賞春秋連覇の栄光に傷がつくはずはありません。


持ち前の勝負根性で、前を行くウマを競り落とす。
これこそが、メイショウサムソンの真骨頂だったと思います。


これからは第2の“馬生”の始まりです。
非SS系種牡馬のチャムチョン、SS系のいい繁殖牝馬がたくさん集まって、いい仔を出してくれるよう祈っています。


★★君に幸あれ。人気blogランキング★★