この件で、思うところを。

「「いい年して子供相手に」熱愛ほしのあきに三浦騎手の師匠がブログで激怒!」(http://www.cyzo.com/2009/06/post_2180.html)。

19歳の騎手・三浦皇成と32歳のタレント・ほしのあきの熱愛報道が波紋を広げている。
13日に一部で伝えられた三浦とほしのの"13歳差"熱愛騒動。翌日にはほしのの所属事務所が「競馬の仕事をやらせてもらっている中での友人です」とコメントし、熱愛を否定したが、一方、三浦の師匠にあたる河野通文調教師が自身のブログでほしのの責任を指弾した。
河野師は14日付けのエントリーで、今回の熱愛報道について競馬会、最高幹部広報と話し合いをもったことを明かした上で、ほしのに対し「芸能界何年の経験か知りもしないし知りたくもないですが、いい年して19歳の子供相手に一面にデカデカとスクープされる様な気遣いのなさ。呆れて物が言えません。」と厳しい文面でつづり、さらに「何が熱愛だって感じですね。本当の熱愛なら年上の彼女が彼の為に気遣いするのが本当じゃないですか?」と、ほしのの気遣いのなさを一方的に非難した。
報道では今回の件について「三浦側はノーコメント」とされていたが、ブログという、思わぬ形で三浦の所属する河野厩舎の長がコメントを発表したことになる。
この河野師の発言に対しネット上では、「これは正論」と賛同する声もあれば、「過保護すぎる」「19歳なら自己責任だろ」といった意見もちらほら。
河野師は「すぐに熱は下がるでしょう。とにかく、余り騒がないでやって下さい。」との文面でブログを締めているが、いずれにしろ、将来有望な若手騎手と抜群の人気を誇るグラビアアイドルの行く末から目が離せなくなりそうだ。

…この女、いつかはこんなことやらかすんじゃないかと思っていました。
競馬番組に出ているとは言っても、競馬が好きなんじゃなくて、単に自分中心にミーハー的に騒いでいるだけ。
フローラステークスのときは殺意すら覚えるぐらい腹が立ちました*1
その挙句が…将来ある騎手に対するこんな行動です。
本当に、怒りしか覚えません。


が。
ネットを巡回していて。
河野調教師に対する批判があまりに多いのには驚かされました。


河野師のおっしゃられていることは、至極正論だと思います。
いくら好成績を収めているからといって、三浦皇成まだ19歳の、2年目の新人騎手なんですよ。
トップジョッキーと比べると、あるいは2年目当時の武豊と比べると、まだまだ学んでいかないといけないところは多々あるなあ…というふうに、1競馬ファンである自分すら思っているのです。
でも、彼が将来性のあるジョッキーであることに違いはありません。
そんな彼の才能を、1人のミーハー女の浅はかな行動で潰されたとしたら…。
そんな危惧を、人一倍弟子思いの河野師が持ったところで、誰が責められるでしょうか?


忘れてはならないことなんですけど。
昨年、三浦皇成があれだけの成績を残すことができたのは。
河野師の全面的なバックアップがあったからなのですよ。
そんな師に対して「何の権利があって他人の恋愛に余計な口を挟む」なんて言葉をぶつける資格が誰にあるというのでしょうか?


ここから先は想像なんですけど。
フローラステークスからこっち、このタレントの場をわきまえない行動の数々は、多くの競馬関係者の顰蹙を買っていたのではないでしょうか?
そして、河野師もまた、このタレントに対して苦々しく思っていた競馬関係者の1人だったのではないでしょうか?
そんな河野師が、あれだけ大事にしている弟子との醜聞を聞かされたとしたら…。
こんな矯激な言葉をついついブログに書いてしまいたくもなるってものなのではないでしょうか?


付言しておくと。
このタレントだけに一方的に非があり、三浦皇成に非がない…と言うつもりはありません。
三浦皇成もまた、己が修行中の身であるということを自覚し、格好のゴシップネタになるような軽はずみな行動は慎むべきだったのだと思います。
もっともっと「将来の競馬界を背負うかもしれない、己の立場」に思いを寄せるべきだったのだと思います。


が、未成年にそれを求めるのはチト酷というのも、また一理あるところ。
河野師は、それゆえに弟子を実の親のように心配し、このような言葉を残したのでしょう。


誰が何と言っても。
弊ブログでは、河野通文調教師の今回の発言を、全面的に支持します。


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*1:詳しくはこちら(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20090426#p1)をご参照ください。