これは…エポックメーキングですよ。

「「安政の大獄」から150年…ひこにゃん、松陰ゆかりの萩市訪問」(http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090821/trd0908212141005-n1.htm

安政の大獄を主導した江戸幕府大老井伊直弼の出身地、滋賀県彦根市使節団が21日、人気キャラクター「ひこにゃん」を伴い山口県萩市を訪れた。
萩市は大獄で刑死した吉田松陰ゆかりの地。没後150年に当たる今年、彦根市側の提案で、歴史を超えた初めての交流行事が実現した。
一行は松陰の墓所松陰神社などを訪問。萩市民の間にくすぶる積年のわだかまりも、ひこにゃんというかわいい仲介役のおかげでゆる〜く解消?


(写真:「安政の大獄」で刑死した吉田松陰をまつる松陰神社を参拝するひこにゃん山口県萩市松陰神社

「井伊家当主、因縁超えてひこにゃんと墓参り」(http://www.sanspo.com/shakai/news/090821/sha0908211808012-n1.htm

安政の大獄(1858〜59年)を主導した江戸幕府大老井伊直弼ゆかりの地、滋賀県彦根市から、直弼の子孫で井伊家18代当主の井伊直岳さん(40)=彦根城博物館館長=と、獅山向洋市長が21日、同市のキャラクター「ひこにゃん」を引き連れ、刑死した吉田松陰の故郷・山口県萩市を訪れ、松陰の墓参りをした。
今年は松陰が刑死して150年の節目に当たり、野村興児・萩市長は「こういう機会があればいいと思っていた。過去の歴史は歴史として、今後の150年をよりよいものにしたい」と歓迎。歴史を超えた初の友好親善が実現した。
彦根市側はほかに市民ら約20人が墓参に参加。23日までの日程で萩市内の松陰神社松下村塾などを訪問し、市民団体「松陰先生の墓を守る会」のメンバーらと交流を深める。
両市は今後、同じ城下町として、町づくりについて情報交換するなどの協力を進める方針で、今年11月には、萩市彦根市使節団を派遣する予定。
井伊さんは「松陰も立場の違いこそあれ、一生懸命日本のことを考えた人物。哀悼の意を表し、両市の発展に向け踏み出したい」と期待を寄せる。


(写真:「安政の大獄」で刑死した吉田松陰をまつる松陰神社を参拝するひこにゃん

…まさに安政の大獄150年祭」じゃないですか!(笑)
長州と彦根の和解、歴史的に見ても実に画期的です。いやはや。


↓この写真、絵柄的におかし過ぎ。

神社に参拝している人たちのなかにモチが(笑)。


幕末から150年が経過し。
人々の様々な思いも、歴史という流れの中に流されていこうとしています。


そんななかで、「幕末」という、大いなるエネルギーが渦巻いていた時代をもう1度振り返ってみると。
「時代を動かそう」としていた人々の意思のぶつかり合いだったのだ…との思いを強くさせられます。
日本史を学ぶ身として、今1度、この時代について深く思いを馳せてみたいと思っています。


それにしても。
「長州と彦根」を150年ぶりに結びつけた、この白いネコの持つ力は。
いったい何なのでしょうね…。


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