正念場

９連勝中。
奇跡的とも言うべき逆転劇の連続に酔いしれていた頃。
誰もが「今の日本ハムを遮るものなど何もない！」と、今シーズン制覇に確信を持ったに違いありません。

…まさか。
「新型インフルエンザ」という思いもかけない障害に足元を掬われてしまうとは。

最大７ゲームあった、２位ソフトバンクとのゲーム差は。
この直接対決３連敗で、一気に３ゲームにまで縮まってしまいました。

このピンチこそが。
最大の踏ん張りどころだと思います。
ここを乗り切れないようでは、一時の首位独走など、所詮は徒花。
ただ単に勢いに乗れていただけで、チームに本当の力がついていなかった…ということになってしまうのだと思います。

自分自身も含めて。
みんなが少なからず浮かれていた部分があったのかもしれません。
新型インフルエンザ騒動は、そんなムードに冷水をかけてくれたのならば、「災い転じて福となす」ことだってできるはずです。

本当の戦いの始まりです。
今年のチーム、自分は2006年に日本一になったときのチームより強いと思っています。その思いが間違っていなかったことを、この逆境でこそ証明してもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。

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