衝撃!

白毛のアイドル、ユキチャン川崎競馬へ転厩」(http://www.sanspo.com/keiba/news/090903/kba0909031559016-n1.htm)。

08年の関東オークス(交流GII、川崎)を制したユキチャン(牝4歳、美浦後藤由之厩舎)が、3日付で競走馬登録を抹消した。今後は地方・川崎競馬に転厩する予定。
ユキチャンは3歳時に関東オークスを制し、白毛初の重賞勝ち馬となったが、その後は勝ち星から見放されていた。通算成績は12戦3勝(うち地方5戦1勝)。


(写真:ユキチャン

スポーツニッポンのサイトに詳しい記事が掲載されていました。


「電撃移籍!!ユキチャン川崎競馬へ」(http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/09/03/01.html

白毛のアイドルホース、ユキチャン(牝4=後藤)が公営・川崎競馬に移籍することが2日、明らかになった。3日に中央の競走馬登録を抹消され、10日に川崎の山崎尋美厩舎の所属馬として登録される。
サラブレッドの毛色としては極めて珍しい白毛馬。透き通るような純白の馬体でファンを魅了するとともに、非凡な実力もアピールしてきた。デビュー2戦目に初勝利を挙げると、昨年6月18日に交流G2・関東オークス(川崎)を8馬身差で圧勝し、白毛馬初の重賞勝ちを達成。その後もクイーン賞2着など活躍したが、4歳を迎えた今年は夏に収得賞金が半減したこともあり、交流重賞の中央出走枠に入れないケースが続出。このまま中央に在籍していては、条件の合うレースに出走できないため、後藤師とオーナーサイドが今後について協議。牝馬限定の交流重賞に出走するチャンスが広がる地方競馬移籍を決断、関東オークスを圧勝した川崎が移籍先に選ばれた。
同馬は放牧中のノーザンファーム早来から10日に川崎へ移動予定。ダートでは牝馬限定の重賞やオープンがないというレース体系が災いし、中央競馬は絶大な人気を誇るスターホースを失うことになった。


(写真:川崎競馬に移籍することが明らかになったユキチャン

…確かに。
JRAのレース体系においては、牝馬限定のダート重賞ってないんですよねえ。
さりとて、交流重賞を使おうにも賞金不足で除外されてしまうことは確実。


このままJRAに在籍し続けるということは。
牡馬相手に、オープン特別を使い続けるしか選択肢はなくなるわけです。


オーナー、調教師ともに苦渋の決断だったことと思います。


こんなこと言うべきなのではないかもしれませんが。
今年に入って以降、ユキチャン武豊のコンビ、手が合っていなかったような印象がなきにしも…でした。
話題馬になってしまって難しかったのかもしれませんが、思い切ってヤネを替えてみるのも1案だったのかもしれません。
片や“ライヴァル”ヤマトマリオン幸英明と息がピッタリなのとは好対照でした。


環境が変われば、事態は好転するかもしれません。
ユキチャンが新天地で新たな輝きを見せてくれることを祈っています。


★★そして…また交流重賞で好勝負を。人気blogランキング★★