こんなに狂喜乱舞したのも珍しい。

日本ハム・スレッジが劇的逆転サヨナラ満塁弾!」(http://www.sanspo.com/baseball/news/091021/bsr0910211743003-n1.htm

(クライマックス・パ第2ステージ第1戦、日本ハム9x−8楽天日本ハム2勝、21日、札幌ドーム)日本ハムが3点差を追う九回1死満塁から5番スレッジの逆転サヨナラ満塁本塁打で先勝した。
日本ハムは一回、先頭の田中が二塁打で出塁すると犠打と四球で、1死一、三塁とし、4番高橋が2ストライクと追い込まれながらもレフトへ大きな犠牲フライを放ち先制した。
先制を許した楽天もすぐさま反撃。二回、山崎武と中島の安打で1死一、ニ塁とすると、草野が左前適時打を放ち同点に追いついた。さらに四回、1死ニ、三塁から再び草野が犠飛を放ち、勝ち越しに成功すると、野村監督がキーマンに挙げていたリンデンの適時打で3−1とした。
追加点が欲しい楽天は七回、2死ニ、三塁から鉄平が敬遠され2死満塁。前打者の敬遠に奮起した山崎武が、2ボールからの3球目を鋭く振り抜き、フェンス直撃の3点適時打を放ち貴重な追加点を挙げた。
永井が7回1/3を2失点で降板し、2番手以降で登板した藤原、小山、有銘がピリッとせず2点差に迫られたが九回に鉄平の2ランが飛び出した。
4点差で九回を迎え、決したかに見えた勝負が動いたのは1死からだった。この回から登板した福盛が3連打を浴び1点を返され、なお1死満塁でスレッジにまさかの逆転サヨナラ満塁弾を浴びた。


(写真:9回、サヨナラ満塁本塁打を放った日本ハム・スレッジ=札幌ドーム(撮影・塩浦孝明))

…どれくらい狂喜乱舞したかというと。
騒ぎ過ぎて、やっと寝ついた娘を泣かしてしまい、妻に激怒されたくらい。
ごめんちゃい。


それにしても。
信じられない結末でした。
8回表終了時点で1−6、9回表終了時点で4−8だったのですから。
今日の負けは覚悟していたのですが…いやはや。


楽天は。
先発投手さえなんとか引きずり降ろせば、中継ぎと抑えに不安が少なくないだけに*1なんとかなるはず…と思っていたのですが。
案の定でした。
好投していた先発の永井怜投手が気の毒にさえ思えてしまう結末でした。


明日の岩隈久志、明後日の田中将大両投手も。
両者とも素晴らしいピッチャーではあるものの。
彼らが降板するのを辛抱強く待ちさえすれば…もしかしたら。
よしんば、2つ落としたとしてもまだタイスコアなのですから、そういった意味においても、半ば落とし掛けていた第1戦を拾えたことは大きな意味があることでしょう。


打ったスレッジ。
派手な印象はありませんが、コツコツと真面目に努力をするタイプのようで。
それが実を結ぶ形になりました。
本当に頼りになる存在です。
GAORA解説の光山英和さんが、スレッジに贈られる副賞が「おでん1,000個」であるのを見て「1,000個でも10,000個でもやってくれ!」と興奮気味に語っていたのが印象的でした。


今日、この試合を取ったことで確信しました。


日本シリーズに進むのは、我らが北海道日本ハムファイターズです。


★★今日もよろしく! 人気blogランキング★★

*1:有銘兼久投手は今日も「有銘劇場」の再現でしたねえ…。