れみぜ!

それでは。
レ・ミゼラブル感想戦いきます。


↓当日の出演者表。


個人的な今回の最大の見どころは。
なんといっても「別所哲也vs岡幸二郎」というバルジャン&ジャベールの取り合わせでした。
2003年版のCDで聴いて以来、この2人のコンビにこだわってチケットを探したのですが。
その甲斐がありました。
ブレることのない2人の演技と歌声に、驚くやら、感動するやら。
『ジャベールの自殺』で「あいつのーつみーまでー ゆるしてーいいかー!!!」というCD収録版ばりのハイトーンが出たときには心中大感動。


そして。
アンジョルラスの坂元健児にも注目していました。
彼は、歌唱力はピカイチなのですが、若干上背の面でハンディがある(ファンの方ごめんなさい)のと、長らく演じていた『ライオンキング』の色が付き過ぎてしまっているせいで、どうしてもその実力どおりの評価を得られていない気がしていたのですが。
(あまつさえ、ニコニコ動画ではCDジャケットの写真から「ヒロシ」というタグ立てられる始末だし…)
Colours
そんな彼ですが。
バリケードに立て籠もった学生たちのリーダーとして、最後に玉砕覚悟で敵に立ち向かっていくときの姿は。
実際の彼よりも遥かに大きく見えたから不思議です。
やはり、歌唱力と、役者としての気組には特筆すべきものがある…ということなのでしょう。
…たとえバリケードに立て籠もった面々のなかで、子役の次に背が低い」としても、いいのです彼は。歌があるから。いやいいもの見せてもらいました。


「別所vs岡」「坂元アンジョルラス」を優先してキャストを選んだので。
エポニーヌは、今回贔屓にしている新妻聖子ではありませんでした。
彼女のブログを見ると、今回公演を最後にエポニーヌから“卒業”するのかな…と示唆する記述もいくつか見受けられるので、もう1回くらい彼女のエポニーヌを観てみたかったんですけどね。
(というわけで、当日の内容とは無関係に、彼女のエポニーヌの画像)


最後に。
今回の公演。
何がヤバかったって。
思わず歌ってしまいそうになるのを必死に堪えるのが辛かったのです(苦笑)。
『ワン・デイ・モア』なんか、アンジョルラスが出てくる場面で「あらしーのーひまでー」と歌い出してしまいそうで、それを気をつけるのに一生懸命になり過ぎて、内容よく覚えてないくらいなのですから。


★★多分次回公演も見に行くんだろうな。人気blogランキング★★