これが私の生きる道

…今回のエントリばかりは。
言い訳がましい内容が多岐に渡ることをお許しください。


予想の方向はドンピシャだったんですよね。
「先行有利」の、脚元が悪く、時計がかかる馬場状態。
それまでのレースでも、逃げ馬が残ることが少なくなかった状況。
それらを読み切って、ダンゴを打っておきながら…。


なぜ最後の最後にクィーンスプマンテを切ってしまったのか。


追い切り見て「…???」だったんですよね、クィーンスプマンテ。同系馬のテイエムプリキュアもいることだし、ここは「ハナ譲らずに先頭切るも失速」かと思っていました。むしろ「2番手追走から抜け出してテイエムプリキュア!」というシナリオばかり描いてしまって。
しかし! なるほど「このウマはいつも逃げて勝っているウマです!」という言葉を残して自信満々に乗り切った田中博康騎手と小島茂之厩舎の快勝だと思います。立派な戴冠劇でした。ただ単に「ツボにハマっただけ」ではこんな勝ち方はできないと思います。
テイエムプリキュア、今年1月の日経新春杯GII)での勝利は軽ハンデに助けられてのものでしたが、今回はいかに「牝馬限定戦」とはいえ同斤量でしたからね。この結果は立派です。自分の形でレースができればやはり「GI(級)馬」です。さすがの一言。


その他の16頭。
みんな、前2頭(と、3番手につけたものの動かなかったリトルアマポーラのスミヨン騎手)に幻惑されてしまったんでしょうね。ただ1人、道中で「ペースが遅い!」というのを誰よりも早く察知して動き出したカワカミプリンセスの横山ノリは天晴れでしたが、あそこで動いてしまったことが結果として災いする形になってしまったんですかねえ。
そんななか、あそこまで驚異的な追い込みの脚を見せて(上がり32秒9!)3着に食い込んだブエナビスタはオバケです。とてつもなく強いウマだ…と負けてなお唸らさせられてしまいました。今回は「展開に泣く」形になっちゃった印象です。


不思議なレースでした。
こんなGI競走、20年に1回あるかないかだと思います。
その「20年に1回あるかないか」が、まさに我々の目前で展開されたわけですから。
長く語り草になるレースだと思います。


しかし…。
どうして取れなかったかな、今回の(仮想の)馬券。
ここまで予想の方向がドンピシャだったのに…。


★★ケチがつかなきゃいいですけどね、今後の馬券勝負に。人気blogランキング★★