風渡る空を抜けおもいっ切り駈けだしましょうかあなたの許へ

昨秋。
１勝10敗とチョー惨憺たる結果に終わった弊ブログの予想コーナーですが。
唯一勝利を収めたのが、このレースでした。
確固とした予想の方針があるので今年もラクチンだった（ただし当たるか否かは別問題）、阪神ジュベナイルフィリーズの予想です。

◎16．シンメイフジ
○18．アパパネ
▲６．アニメイトバイオ
☆10．タガノパルムドール
△12．タガノガルーダ
△７．ラナンキュラス
△９．カスクドール
△15．ベストクルーズ

…まずは、昨年と同じ内容から。
このレース、自分自身で重要視しているデータは以下のとおりです。

芝のマイル以上のレースに出走経験あり

しかも、牡馬相手に芝のマイル以上３着以内ならなお重視

ただし、１戦１勝馬は上記条件に当てはまらなくてもじっくり検討

2008年のブエナビスタ、2007年のトールポピー、2006年のウオッカ…全て上記1.2.に該当します。いずれも後にクラシックを制することになったウマです。
今年、上記1.2.に該当するのは…あら４頭しかいません。こりゃラクチン。そのうち、どうにも追い切りの内容が納得いかなかったベストクルーズを△まで下げて（一時は切ることも検討しました）、その他３頭を上位としました。まあ…どれも人気馬なんですけど。
◎はシンメイフジ。前走新潟３歳ステークス（ＪｐｎIII）の内容が圧巻だったことよりも、むしろ追い切りの素晴らしさを買ってのものです。鉄砲は特に心配ないのではないでしょうか。力は出せると思います。
○は迷った末にアパパネのほうに打ちました。牝馬同士ながらレコード勝ちを収めた前走赤松賞は見事の一言。未勝利ながら牡馬を押さえての勝利も経験していますし、今やすっかり国枝栄厩舎の売りとなった「早めの栗東留学」の効果は大きいと思います。昨年ダノンベルベールで２着の雪辱は果たせるでしょうか。
▲はアニメイトバイオ。前走京王杯２歳ステークス（ＪｐｎII）２着でしたが、1,400ｍよりはマイルのほうが競馬はしやすいのではないかと思います。あえて騎手を内田博幸にスイッチしてきた陣営の本気度を信じます。
さて、ここで、再び上記のデータに戻ります。コワいのは3.。2005年シークレットコード、2007年レーヴダムールがいずれも２着に突っ込んできたパターンです。今年は…いました。タガノパルムドール、前走は牝馬限定戦ながらマイル戦を好時計で快勝、平均点以上にまとまった印象のあるウマで、波乱を起こすならこのウマのような気がします。
３頭出しの「タガノ」勢ですが、人気の一角８．タガノエリザベートは消しました。折り合いに難のあるこのウマ、瞬発力の素晴らしさは認めますが「いつもいつも切れる脚を見せることができる」かというと…注文つくところだと思うのです。引っ掛かって大敗…なんてパターンも考えられるだけに、人気になり過ぎているときは危険も抱合していると思います。ここではあえて消します。ただ…折り合いついて、終い勝負の展開になれば…案外サクッと勝っても不思議ではありません。
もう１頭のタガノガルーダですが、こちらは調子よさそうでしたねえ。前走白菊賞（４着）も、負けたとはいえ上がり34秒5の脚でキチンと伸びてますし。ヒモ候補としてはオイシイと思います。ラナンキュラス、マイル経験がないのはマイナス材料ですが、前々走りんどう賞のメンバーと勝ち方を考えれば巻き返しは十分あってもおかしくはありません。最後にカスクドール。ずっと「牝馬限定マイル戦」を使い続けているのが不気味です。奇しくも、今回の枠順は、夭逝した半姉オディールが最期を遂げた道頓堀ステークスで彼女が入ったのと同じ５枠９番。2007年のこのレースで１番人気ながら４着に終わった姉より上の着順を取りたいはずです。
今回は混戦模様で、気になるウマは他にもいました。あえてもう１、２頭挙げるとすれば、ステイゴールドの半妹17．メルヴェイユドールとか、福永祐一が選んだ１．メイショウデイムとか。
（仮想の）馬券勝負ですが、今回も馬連でいきます。６．16．18．の３頭ボックスを3,000円ずつ、16．から７．９．10．12．15．へ５頭限定ながしを600円ずつ、18．から７．９．10．12．15．へ５頭限定ながしを500円ずつ、６．から７．９．10．12．15．へ５頭限定ながしを500円ずつ、さらに７．９．10．12．15．の５頭ボックスを300円ずつ、計20,000円で。

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