最後の戦い、得意の舞台で…

さて。
弊ブログ的には、クリスマスシーズンの競馬ネタというと…やはりこのウマを忘れるわけにはいかないところです。
昨年に続いて*1マツリダゴッホの記事が掲載されていたので、紹介させていただきたいと思います。


「【有馬記念マツリダゴッホ、有終の美へ」(http://www.sanspo.com/keiba/news/091223/kba0912230503004-n1.htm

名伯楽と呼んでもいい不動の地位を築き上げた国枝師だけのことはある。大一番を前にしても泰然自若。報道陣の取材攻めにも口調も滑らかに対応してくれる。「2頭とも思惑通り仕上がった。うん、前走以上の状態で臨める」とゴッホ、キッツの万全ぶりを強調してくれたが、キッツが主戦の松岡騎手から三浦騎手に替わった件に関してJRAをチクリ。「落馬など負傷で替わらざるを得ないのなら分かる。でも2週前に登録があるこれだけのGIだとファンは騎手も込みで、その馬に注目するんだろう。皇成が合わないと言っているんじゃない。そうした柔軟な考えがあっていいのでは」。このご時勢、売り上げ減が懸念されるだけになおさらそうした特別処置が必要ではないのか。
美浦村の役場近くのバイパスに架かる歩道橋には、関東馬がGIを勝った翌週は「祝〇〇号」と馬名入り横断幕が張られる。職員の一人は「ここ何年(横断幕用の)予算が余っちゃって。削られないよう頑張ってもらいたいです」。関東勢の奮起を促すばかりだ。
栗東では早朝の気温はマイナス1度。下村記者は大阪サンスポの瀬戸記者と寒さに震えながらイコピコの西園厩舎へ。呼び鈴を押すと、奥から「どうぞ、上がってください」と西園調教師の声。部屋の暖かさに劣らず、西園師の意気込みも非常に熱かった。「GII勝ち(神戸新聞杯)しかないのにファン投票で10位に選んでもらって、本当にありがたい」。先日、デパートで買い物をした時には、店員に“イコピコの調教師さんですよね? 頑張ってください”と声をかけられ、すごく嬉しかったそうだ。「応援してくれる人がたくさんいる。何とか有馬記念が盛り上がるように頑張りたい」。ハワイの言葉で頂点へ、を意味するイコピコが競馬界の頂点に立つシーンを西園師は願ってやまない。
東京・大手町のサンスポ編集局。額も態度もでかいKデスクが昼過ぎ、小さな手提げを3つ大事そうに抱えて出社。データ仕分け人の松永記者が「それ、なんすか?」と尋ねると、「りかりか(今井りかさん)の取材だぞ。手ぶらで行けるわけないだろ」とニンマリ。高尾記者も有馬記念の企画取材でフジテレビへ。高尾はダービーの時、オードリーの取材ができると聞いて、「競馬記者をやっていて、まさか大ファンの芸能人に会えると思っていませんでした」と大感激していたっけ。2人の帰社を待っていたのが、有馬の紙面の“仕分け人”に指名された整理部の豊田デスク。「きょうも締め切りが早いですから。仕事の方もキビキビとお願いします」。そう言うと自分の席に戻り、若手に的確な指示を与えながらガムシャラに仕事を再開。忙しい1週間の本番はこれからだ…。


(写真:サンタの扮装をした椎本調教助手から自分の顔がデコレートされたケーキを贈られたマツリダゴッホ。お返しは有終Vしかない!=美浦トレセン(撮影・大里直也))

…国枝厩舎、ホントにゴッホをかわいがってくれてますね。
なんとなく、彼も嬉しげ。


こんなかあいい姿も。
今回の有馬記念がラストランとあって、見納めとなってしまいます。
いい成績に越したことはないのですが、それより何より、まずは無事に走り切ってもらいたいものです。
得意の中山で、最後に再び大観衆をアッと言わせることはできるでしょうか…。


★★それでも、予想は私情抜きで。人気blogランキング★★

*1:詳細はこちら(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20081224#p1)をご参照ください。