早くゆけ 早くゆけ 身失わないうちにたどりつけ

「有馬よければ、全てよし」(←今作った)。
誰もが、気持ちよく1年を締めくくりたいはずです。
全ての人々の願いが込められている年末のグランプリ、有馬記念の予想です。

◎2.ブエナビスタ
○9.ドリームジャーニー
▲14.セイウンワンダー
☆8.リーチザクラウン
△7.マツリダゴッホ
△6.エアシェイディ
△15.ネヴァブション

ジャパンカップで復活を遂げた現役最強牝馬はいません。その現役最強牝馬とハナ差の死闘を繰り広げた昨年の菊花賞馬も、ドロドロの不良馬場を制して覇権を遂げた今年のダービー馬もいません。しかし…それでもメンバーは揃いました。出走16頭中10頭がGI(級)勝ち馬、残り6頭中5頭はGII(級)勝ち馬*1、まさに「選ばれし精鋭16頭」と言っても過言ではないでしょう。
前日までの自分の予想では、10.スリーロールスに☆を打つつもりでした。が…追い切りを見て「???」だったので消しました。状態ひと息のように見ましたが。
一方、追い切りを見て悩ましかったのが、11.イコピコと16.フォゲッタブルの3歳2騎。特にフォゲッタブルは最後の最後まで迷いました。が…「有馬に出たいがために前走ステイヤーズステークスGII)を無理して使った反動は?」と気にならずにはいられなかったので思い切って消してしまいました。今年の3歳は強いと思うので、古馬に混じっての快勝があってもおかしくはありません。ただ、「エアグルーヴの仔」というだけで人気かぶっている感がなきにしも…なので、消してみる選択肢は大いにアリだと思うのです。
今回のレースの展開を考えてみるに、リーチザクラウンに12.テイエムプリキュア、3.ミヤギランベリあたりが「前に行きたい組」であり、ペースは緩まないのではないかと思われます。そう考えると「末に切れる組」を予想の中心に組み立てていくのがよいのではないかと自分は考えるのです。
で、そこで「…ブエナビスタより速い脚を使えるウマはいるの?」と自答するに、答えは「おそらくNo」でした。というわけで、ブエナビスタ◎です。前走、前々走の敗戦は「負けても内容のあるもの」だったと思うのです。ここでも主役を張れるはずです。
他方、状態面だけで見たときに16頭中最高だったのがドリームジャーニーでした。究極の仕上げだと思います。前述のように後ろからの追い込みが決まる展開になるとしたら、このウマの切れ味はブエナビスタと双璧だと思うのです。昨年4着以上は期待できるでしょう。
セイウンワンダー、引っ掛かることもなく3着に粘った前走菊花賞で見直しました。2,500mという距離も大丈夫そうですし、何より舞台は1年前に栄光を掴んだ中山。期待していいと思います。福永祐一の負傷欠場でテン乗りとなる藤田伸二にも期待です。
さて、万が一「前のウマが1頭だけ残る」ような展開があったとしたら…それはリーチザクラウンではないでしょうか。前走ジャパンカップ、あれだけ引っ掛かっていたのに大敗はしていない(8着と言う着順ほどには)んですから、ハマりさえすればこのウマの「1人旅」があってもおかしくはないかもしれません。
これがラストランのマツリダゴッホ、最初は見送る予定だったのですが、単走の最終追い切りの迫力ある走りを見て思わず追加してしまいました。自分形に持っていくことさえできれば…連には絡む可能性もあるかもしれません。エアシェイディ、このウマ、中山は合うと思うんです。昨年3着馬ですし。切れる脚を持っているタイプなので、展開ハマれば…あるいは。
そして、全くノーマークだったのに、追い切り見てどうしても気になって追加したのが…ネヴァブション。いいですよ、感じが。このウマだって「中山巧者」ですし、波乱があるとすればこのウマが起こしそうな気がしてなりません。
(仮想の)馬券勝負ですが、一時は「有馬は綺麗に3連単で」とも考えたのですが、結局最後の最後も馬連でいくことにします。2−9を10,000円、2.から6.7.8.14.15.へ5頭限定ながしを2,000円ずつ、9.から6.7.8.14.15.へ5頭限定ながしを2,000円ずつ、6.7.8.14.15.の5頭ボックスを400円ずつ、さらに追加で7−8をもう400円、計34,400円で。


★★長きにわたって語り伝えられる名勝負を期待します。人気blogランキング★★

*1:残された1頭であるリーチザクラウンにしても「ダービー2着馬」です。