相変わらず濃いわが家。
妻と話をしているうちに。
「『風土記』のなかで現存している5つは何か?」という話題になったのですが。
4つしか出てきませんでした。
正解は。
『出雲国風土記』『常陸国風土記』『播磨国風土記』『豊後国風土記』『肥前国風土記』の5つです。
我々夫婦がどうしても思い出せなかったのは『肥前国風土記』でした。
これらのなかで。
ほぼ完本の形で残っているのは『出雲国風土記』…というのは、受験日本史ベタですよね。
我々が思い出せなかった『肥前国風土記』は。
『豊後国風土記』とともに、天平4年(732年)藤原宇合が西海道節度使となったとき、大宰府管下の諸国に風土記の斤進を命じたものを、大宰府官人が抄録して1冊の本にまとめたものと見られています。
(出典:『世界大百科事典』(平凡社))
そのためか。
『肥前国風土記』は、『日本書紀』の内容や文章と類似している箇所が少なくなく。
景行天皇の西征伝説を中心に、土蜘蛛や熊襲討伐が多く語られているとのことです。
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