痞えの正体

さて。
さんざん予告させていただいたとおり。
本日、胃カメラ飲んでまいりました。


何度やってもキツいですね。
これでも自分の罹りつけのドクターは巧いほうなのですが。


十二指腸も、胃も異状なしということで。
「さあ、カメラ抜くからねー」と言っていたドクターが。
にわかに「…ちょっと待って」と言ってカメラを止めました。


「…食道に潰瘍できて、出血してるよ。2箇所も。逆流性食道炎がひどくなったものだね」との見立て。


なるほど。
カメラが食道内に留まり、解放されるはずだった苦痛が延長となったのに悶えつつモニターを見ると。
白く潰瘍になった箇所からは出血が認められました。
こいつだったのか、諸悪の根源は。


結果として。
今回の痞えは「食道潰瘍が原因」ということで、確定の赤ランプとなりました。


薬で騙し騙し治していくしかないのですが。
本当は、元となる部分を断つのが1番なのだそうです。


逆流性食道炎は。
食生活や生活習慣などが原因でも起こるのですが。
1番の大敵は「ストレス」なんだとか。


ストレスによって。
胃酸が過剰分泌となり。
食道に「逆流」することによって。
食道の粘膜がやられてしまう病気なのだそうです。
(しかし、ここまでヒドい潰瘍になるケースはレアケースなのだとか)


ドクターからは1週間ほど自宅で静養することを勧められましたが。
年度末のこの忙しい時期に、まとまった休みなど到底取ることはできません。


食道潰瘍は。
悪くすると、癌化することもあるのだそうです。
食道癌は、リンパ節が近いこともあって、予後がかなり悪いのだとか。


当たり前のことですが。
小さな娘を置いて身罷ることなどできようはずはありません。


食欲もなく。
胸やけと痛みを抱えつつ。
「…さて、どうやって食道潰瘍のヤツをブッ潰してやったもんかなあ」と1人脳内作戦会議を開催しているところなのです。


★★感覚としては…「胸に熱で溶けた鉛が飲み込んだままで痞えている感じ」。人気blogランキング★★