多少苦言めいてしまうのですが…

ここで、和歌山旅行記は一旦お休み。
このネタに触れさせてください。


「皇成、進路妨害で降着…開催4日間の騎乗停止」(http://www.sanspo.com/keiba/news/100206/kba1002061804012-n1.htm

先週、騎乗停止から復帰した三浦皇成騎手(20)は6日、中京11R・小倉大賞典(GIII)でマイネルスターリー(牡5歳、栗東加用正厩舎)に騎乗して2位入線したが、他馬の進路を妨害したとして5着に降着となった。
三浦は1月11日の中山4Rで、JRA史上最多となる9頭が落馬する大事故の原因を作ってしまい、走行妨害で開催4日間の騎乗停止処分となっていた。1月30日に復帰し、「多くの方に支えられました。これからいい競馬で恩返しをしたい。今まで以上に気を引き締めて頑張ります」と謙虚に語っていたが、来週からまた騎乗停止処分を受けることになった。
この日は、直線で先頭に立ったオースミスパークを追って2番手に浮上。しかし、追うたびに馬が外側にヨレて、ナリタクリスタルダンスインザモアの進路を妨害した。三浦は、13日から開催日4日間の騎乗停止処分となった。


(写真:中京11R・小倉大賞典三浦皇成騎手はマイネルスターリー(手前)に騎乗して2位に入線したが…)

…あの“多重クラッシュ”による騎乗停止が明けて間もないのに。
またですか。


前回の件は不可抗力的な部分もなきにしも…だったのですが。
今回の件は「ありえない」の一言でした。


ウマが右側にヨレているのに。
なぜ、左ムチを入れたのか。
シロートの自分だって「…そのムチの使い方はあかんやろ」と分かりますよ。


三浦皇成騎手。
昨年からこっち、とにかく制裁点数が他の騎手と比べて半端なく多くなってきています。
こちらのサイト(http://www.winstrong.com/jocseisai.html)を見れば歴然です。
どうにも「危険な騎乗が多い騎手なのでは…」というイメージが自分の中で膨らんできてしまっている次第なのです。


新人騎手として最多勝記録を塗り替えるなど。
彼が将来的にトップジョッキーになれる可能性を秘めた逸材であることを否定はしません。
ただ、ここらへんのところを矯正していかないと…可能性が埋もれたまま開花しない危険性だってあるのではないでしょうか。
河野通文調教師のもとを離れていなければそのあたりを厳しく指導してくださっていたかもしれませんが…。


前回の件にも増して。
今回の件は深く反省してもらいたいものです。
迷惑掛けたのが紳士的なユタカだったからよかったものの、これが相手が男・藤田伸二だったりしたら…今頃頭のカケラ探すハメになっていたのかもしれなかったのですから。


…そんな冗談はさておき。
ちょっとした危険な騎乗が、時として他の騎手や馬の安全を(最悪のケースでは生命までも)脅かしてしまいかねない世界なのですから。
真摯な姿勢で今後に活かしてもらいたいと願ってなりません。


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