今日はやっぱりこの話題かな。

「真央、銀メダルに号泣「悔しいです」」(http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100226/oai1002261408011-n1.htm

バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケートで注目の女子は25日(日本時間26日)、フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=が金メダル。浅田真央(19)=中京大=は銀メダルだった。真央は演技後、「4分間のスケートがあっという間に終わってしまいました。自分の出来ることは全て出来たけど、悔しいです」と涙ながらにコメントした。
真央はフリーの演技について「トリプルアクセルを2回飛べたのは良かったと思います。良かったのはそれだけです。ミスがあったので、納得してないです」と涙をこぼしながら振り返った。表彰式では銀メダルをじっと見つめ、悔しげな表情を見せたが、声援には笑顔で応えた。真央は「いい経験になりました。演技で2つミスをしたので悔いが残っています。(ジャンプが1回転になったことについて)とっさの判断です。(音楽に)遅れてしまうと思ったので…」と改めてコメントした。
真央はこの日のフリーで今季を通じ身につけている赤と黒の衣装で登場。ラフマニノフ「鐘」に乗り、カギとなるトリプルアクセルを冒頭で完璧に決めた。続くトリプルアクセル−ダブルトーループの連続ジャンプにも成功したが、その後ジャンプを跳べない場面もあり、フリーでも完璧な演技を見せたSP首位のヨナを逆転することはできなかった。


浅田真央
「あっという間に終わってしまった。(トリプル)アクセルを2回跳べたのは良かったけど、ほかの部分でミスがあった。それは全然、納得していない。演技自体には全然、満足していない」


(写真:フィギュアスケート女子フリー演技を終えてうなだれる浅田真央=カナダ・パシフィックコロシアム(撮影・鈴木健児))

…明暗クッキリとなってしまった。
↓この表彰台の2人の表情に注目です。


帰宅後。
録画していたフリーの演技を刮目して見つめたのですが。


浅田真央にはたいへん申し訳ないのですが。
自分、ヨナの演技が終わった段階で「…やられた。金メダルは獲られちゃったな」と確信してしまいました。
それだけ、ヨナの演技は非の打ちどころのないものでした。
まあ…あそこまで大差になるのが適当かどうかはまた別の議論として、ですが。


銀メダルに悔し涙を流す真央。
その心意気たるや大いによし、です。


かつて、規模こそ違え、自分も勝負の世界に身を置いていたことがあるのですが。
準優勝っていうのは、実はかなりに悔しいものなのですよ。
優勝に1番近かったゆえに、そこに手が届かなかった分、余計に悔しいというか。
常々自分は「優勝以外は準優勝もビリも一緒」と思っていたのですが、むしろ「あと少しで優勝できたかも」という感情があるだけ、準優勝というもののほうが始末に負えなかったのをよく覚えているのです。


ここで悔しい思いをした分。
4年後のソチで、ぜひ彼女の笑顔が見たい。
心からそう思うのです。


ところで…。
村主章枝の例のトリノでかけられた魔法は、バンクーバーまで解けないと信じたい」という発言のその後の行方はどうなったんでしょうかね…。
いや、触れないであげるのが優しさ…ってもんなのでしょうかね。


★★日本代表は、男女6選手とも大いに頑張ってくれたと思います。人気blogランキング★★