そりゃないでしょ。

開幕カードは連敗。
最悪の滑り出しになりました。


昨日はダルビッシュで黒星。
まさかダルが5点も取られるなんて。
こういうときに限って打線がつながらず3点のみ。2回裏に1塁ランナー糸井が飛び出して刺されたのが痛かったですね。決して調子よくはなかった杉内俊哉投手を助ける形になってしまいました。


そして。
TVの前で、首をかしげざるを得なかったのが、今日の采配。
7回表2死ランナーなしの場面で、それまで1安打無得点に抑えていた好調武田勝をなぜ替えたのか。
球数だってまだ74球だったのに。


果たして。
交替した江尻慎太郎は、自分が見ていても分かるくらい制球に安定感がなく。
真ん中高めに入った球を連打されて、あっちゅー間に同点。
これが、11回表、松田宣浩選手の逆転本塁打につながってしまったといっても過言ではありません。


はっきり言います。
初戦はともかく、この第2戦は、監督の采配で落としたゲームだと思います。
何をこだわって、1安打に抑えていた投手を替える必要があったのか。
見るからに苦しそうだった慎太郎を、絶好調だった勝の替わりに出す必然性がどこにあったのか。
(慎太郎だってある意味気の毒だったと思うのですよ)
右打者が続くから? 梨田監督の采配でしばしば見られる「投打の左右の組み合わせに対するこだわり」が自分には今1つ理解できません。


梨田監督。
年に何回か、こうした「血迷ったか!」というような采配するんですよね。
近くは、昨年の日本シリーズ第5戦を思い出してみてもいいと思います。7回を4安打無失点に抑えていた藤井秀悟にサックリと代打を送り、後続が打たれて逆転負けしたゲームを。ゲーム後「藤井はシーズンでも長い回は投げていないし、あれが限界」と発言して藤井が激怒し、彼のFA移籍の遠因になったともいわれるあの交代劇です。
あのときだって、自分「これで負けたらシーズンの行方左右しちゃうだろうなあ…」と思っていたら、案の定でした。結果論に聞こえるかもしれませんが。


今日の敗戦が。
長く尾を引かないことを祈るばかりです。
好投が報われなかった勝には、特に次回の健闘を期待したいと思います。


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